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「朝日のあたる家」監督は今こんな状態 in 2014年1月 [映画監督のお仕事]

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 おはようございます。御陰さまで先のトラブルは解決。ようやく本来の仕事ができるようになりました。ご迷惑をかけた方本当に申し訳ありませんでした。

 で、今回の反省。昨年でほぼ上映終了予定だった「朝日のあたる家」の映画館公開が、大好評につき年末からまた上映劇場が増えるという事態になっている。そのため、頼まれたいくつかの件ができなくなるという事態が勃発。

 でも、約束は約束。やらねばならず。大変なことになった。その反省から何か頼まれごとをしたとき「無理すれば出来るかな〜」と思っても、お断りした方がいい場合もあることを学習した。

 というのは、昨年より本当にたくさんの頼まれごとや依頼を受けている。「シンポジュームに来てください」「シナリオを送ったので読んでください」「***という本を送りました」「感想を聞かせてください」「***イベントに来てください」「***活動に署名してください」「寄付をください」「映画のサンプルDVDを送ってください」「***の質問に答えてください」「***でスピーチをしてください」等。

 こららに全て応えると「朝日の」の宣伝活動ができないだけでなく。他のことまで全くできなくなるくらいの量だ。仕事として講演会をときどきさせてもらうが、それら依頼内容を詳しく訊くと「(自分で交通費を払い)**市まで来てもらい、30分の話をしてください。経済的に苦しいのでお礼はできません」というものが多い。

 だが、映画監督というのは本当にきびしい仕事で、食って行けるのは業界でも5人くらい。皆、副業をせねば食べていけない業種。

 一般の方はハリウッド監督のように、映画監督は金持ちと思っている人もいるが、現実は映画スタッフの方がまっとーな生活でき、映画監督の方が借金だらけで貧しいということが多い。

 今回の「朝日」宣伝ツアーで日本中を飛び回っているが、ギャラは一切もらっていない。それが映画界の慣習。舞台挨拶は監督の義務という考え方だ。そして監督自身も自分が出席することで、1人でも多くの人が映画館に来てくれると嬉しいので無理しても出る。

 そして本来、宣伝は配給会社の担当なのだが、すでに宣伝費は尽きており、スタッフを雇い続けることができない。僕がボランティアスタッフとして参加。各地を訪ね宣伝活動。郵送代を節約するために、チラシやポスターを届ける。というのが現状。

 北海道、九州、山梨、愛知県と、さらに決まった「朝日」の劇場公開の宣伝も続けねばならない。このところも電話に出ることもできないほど、やること山積み。

 そこに「この本を読んでください」「****に賛同して署名をお願いします」「***市へ(自腹で)来てスピーチしてください」という依頼が来てもとても対応できない。丁寧に返事を書くと、それで1日が終わってしまい、やるべきことが先のばし。また「やることリスト」の項目が増え、休養が取れない状態が続く。

 まして、まだ受け付けていない「自主上映をしたい。*月*日にお願いします。できたら、監督も会場に来てほしいです」という連絡になると.....「朝日」を見たいといってくれるのは嬉しいが、映画館上映が終わらない限り、自主上映の受付はできないのだ。

 何度もお知らせしても、その種の連絡がくる。そして「映画を見たい!」と思ってくれるなら、せめて、このブログを読んでほしい。少しさかのぼれば、自主上映ができないこと。詳しく説明してあるページがある。それも読まずに依頼してくる人は、少々不安になる。

 「お友達」申請をしてくれた方々にも、ご挨拶を返す余裕がなく申し訳ない。でも、今、一番大事なのは、あと一息「朝日のあたる家」を映画館で見てもらうこと。

 そして今年は海外でも見てもらうこと。すでにロンドン、ニューヨーク、オーストラリア、アリゾナ、パリから問い合わせがあり、対応中。シンガポールでは近日中に上映。韓国、台湾の映画サイトでも取り上げられたし。今年は世界の人に観てもらいたい。

 どこかの首相が「汚染水はコントロールされている」といっていたが、原発事故の現実がどういうものであるか?映画を通じて世界に伝えたいのだ。いろんな依頼、リクエストを頂くのは本当に嬉しいことだが、現在はそんな状態。ご理解頂けるとありがたい。

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逆らう奴は冤罪で葬る? こわ〜(下) [映画監督のお仕事]

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 その話は聞いたことがある。

 殺人を犯すより、有効であり、その人間の信頼を奪ってしまえる。

 周防監督も痴漢冤罪を題材とした

 映画「それでも僕はやってない」を作ったが

 無実を証明するのは、不可能に近いらしい。

 当然、指示した者と被害者の繋がりもなく。指示があったことは証明できない。

 でも、そんなこともあるかもしれぬと思ったが

 原発事故を題材とした映画を作る!と決意した。
 
 ま、僕の映画が日本を揺るがす存在になれば、

 別だが、無名監督の映画1本。問題にもされないだろう。

 それでも多くの人に真実は伝えられる。

 もし、僕が痴漢や事件で逮捕されたら、映画の影響力が凄くなり

 ある人たちにとって、監督を貶める必要が出て来たと思ってほしい。

 いや、原発を推進でないのに「原発反対」と叫ぶ連中が許せない。

 利害ではなく、「あの野郎。目立ちやがって刺してやる!」という輩もいる。

 伊丹十三監督も、「ミンボーの女」を作り、切り付けられた。

 映画作りは儲からないのに、命掛け?

 大変だ。

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逆らう奴は冤罪で葬る? こわ〜(上) [映画監督のお仕事]

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 原発事故の悲劇を描いた映画

 「朝日のあたる家」を作ろうと考えたとき

 何人かに相談した。

 業界の先輩はこういった。

 「原発映画は業界ではタブーなんだよ。

 そんなもの作ったら二度と商業映画は撮れなくなるぞ」

 これは冗談ではなく、あり得る話だ。

 311以前は原発に批判的な芸能人はテレビ番組には出られなかった。

 発言すると、レギュラーでも降ろされてしまう。

 RCサクショッションの反原発ソング

 あれが発売中止にされたもの同じ構図。

 そして、カタギの女友達はこういう。

 「せっかく、素敵な青春映画を何本も撮っているのに、

 ここで原発ものなんてとったら、色眼鏡で見られるようになって

 イメージが悪くなるから止めてほしい」

 友人は原発を政治活動だと思っているようだ。

 が、原発問題は命の問題であり、政治ではない。

 カタギの男友達はこういった。

 「お前。そんな映画作ったら殺されるぞ。ある日、東京湾に浮かんでいたなんて

 原因不明の事故死で片付けられる.... 止めてくれるよ」

 ちょっと不安になって、

 原発関係に詳しい法律家に訊いた。こういわれる。

 「もう、今さら原発反対者を殺すようなことはしないよ。

 ただ、ある種の人たちはこんな手を使う人もいるので注意した方いい。

 満員電車で突然にー痴漢です!とか若い女性に言われて

 冤罪で逮捕される。

 その種の裁判ではまず勝てないから、痴漢をした犯罪者といわれ

 社会的信用を失い葬られる。

その人がどんないいことを言おうと、もう誰も耳を傾けなくなる。

 ある種の組織が個人を黙らせるときに使う手なんだ....」

 (つづく)

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脚本を書くということ(18ー終)親子に伝える大切なこと [映画監督のお仕事]

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 「救世主ケイン」は戦いだった。

 でも、そこで書くということを学んだといえる。

 「主人公に何をさせようか?」

 物語は作るものだと思われがちだが、それが違うことを知ったのも

 「ケイン」である。

 キャラクターさえ作れば、彼等が勝手に動き出す。

 そして、核心に向かって突き進んで行くのだ。

 毎日、「この続きはどうなるのだろう?」 

 とワクワクしながら連続ドラマを見るように執筆を続けた。

 その感覚は今回の「朝日のあたる家」でも同じだ。

 物語を作るのではない。掘り起こす感覚。

 すでに物語は出来ていて、それを僕が探し出すという感じだ。

 そして、そこには物語だけではなく、自分が探していた答えが必ず見えて来る。

 2年かけて書き上げた「ケイン」

 気づくと、それは「親は子供に何を伝えるべきなのか?」を描いた物語だった。

 そこから僕の作品のテーマは

 「親子に伝える大切なこと」

 になり、「ストロベリーフィールズ」に繋がるのだ。

 物語は作るものではない。

 そして、そこに自分自身が描かれてなければ

 観客を感動させることはできない。

友人の助監督にはそんな話をしたが、彼は途中から

 「そーですかねえ?」

 「まあ、そういうこともあるかもしれませんけど」

 とか、納得していない反応が多かったが、

 やはり、現場一筋の彼に、「物語を作る」感覚を伝えるのはむずかしい。

 それから数年。

 彼はシナリオを書き上げたのだろうか?

 連絡はないが、出来上がりを楽しみにしている。

 あとブログは映画監督志望、脚本家志望の若い人も多く読んでくれている

 何かの参考になればと思う。

 (了)

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脚本を書くということ(17)サイコがファンタジーに繋がる [映画監督のお仕事]

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 僕の話は、その後輩に伝わったのか?どうか?

 「オレは諦めずに、描きます」

 といって帰って行った。

 ある小説家がいった言葉だと思うが、

 「最初は身近なことを書け。そして文章力がついてきたら、調べて書け。

 そうすれば、伝わる物語が書ける」

 まさに、その通りなのだ。

 僕の場合。身の丈を超えたSFドラマを作ろうとしていたが

 身近な話を描くことで、文章力がつき

 その後、脚本家としてデビュー。

 体験談でない話も描くようになった。

 そして、自分が得意とするスタイルにも気づいて行ったのである。

 とにかく、描かないとうまくならない。

 描かないと、自分が進むべき道が見えて来ないのだ。

 その意味では「救世主ケイン」は運命の分かれ道だった。

 というのは、サイコミステリーともいえるその作品。

 そのアンサーソングともいうべき作品が

 「ストロベリーフィールズ」

 なのである。

 え、「サイコミステリー」と「青春ファンタジー」?

 どう繋がるの?

 でも、そういうことなのだ。

 (つづく)


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脚本を書くということ(16)「ケツを見せろ!」 [映画監督のお仕事]

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 結局、「救世主ケイン」は2年間かけて完成。

 執筆期間だけで計算しても、ほぼ1年はかかった。

 アルバイトしながらなので、本当に大変だったが、

 書かずに死ねるか!的なノリがあった。

 だが、驚くほど評価が高く。京極夏彦並みの長さがある小説なのに

 友人たちは何人も最後まで読んでくれた。

 友情だけで読める量ではない。

 最後まで読んだということは、かなり面白かったのだろう。

 思い出したのが、シナリオ学校でよく講師がいう台詞

 「お前のケツを見せないと、いいシナリオにはならないんだよ」

 「上品ぶってて、いいシナリオは書けない」

 そんな言葉。

 そういうことなのである。

 今まで描いていたSFドラマは、そんな意味じゃ、

 趣味の域でしかなかったのだ。

 話しは長くなったが、先に若い友人の助監督。

 彼は、その頃の僕と同じ立場にいる。

 ハリウッド映画に憧れる。

 でも、憧れと、自分が書ける作品は違うこと。

 そして何より、自分が出ていないと人を感動させられないこと。

 さらに、よくよく話を聞いてみると

 友人が作りたいのは「スターウォーズ」的作品ではなく、

 何だか暗い、70年代の日本映画のような作品のようだった。

 要は彼も僕と同じ、

 10代から映画界に入り仕事をした。
 
 だから、映画には詳しいが映画以外の経験がない。

 自分が作るべきものと出会うことがなく

 劇場で見た「スターウォーズ」が自分の作るべき作品と思ってしまったのだ。

 (つづく)

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脚本を書くということ(15) 「救世主ケイン」 [映画監督のお仕事]

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もうひとつ。気づいたこと。

 SFものが受けず。青春もの、ミステリーが受けた理由。

 それは机の上で考えた物語と

 経験したことをベースにした物語ということ。

 SFものは何だかんだいっても、過去に見た作品の焼き直しか

 つなぎ直し。でなければ、物語を切り貼りしたもの。

 それに対して、青春もの、ミステリーは、全部経験談。

 ジャンルではなく。それが違いではないか?

 そして実際の話は力があるということ。

 そこで挑戦したのが、前々から気になっていた友人の物語。

 彼もまた奇々怪々な人物で、誰もが近寄りたがらないタイプ

 でも、なぜ、彼がそうなったか?

 という物語を書いてみたいと思っていた。

 これは映画では表現出来ない。できるとしたら、小説しかない。

 阪神大震災のあと1年くらいしたころ

 そのミステリー小説を書き始めた。

 タイトルは「救世主ケイン」とつけた.......


 (つづく)

 
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脚本を書くということ(14)「それは怖い!」 [映画監督のお仕事]

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 「何か怖い話。5話完結くらいの。ネタありませんか?」

 と知人の漫画雑誌編集者から訊かれた、

 昔付き合いがあった奇怪な友人の話をしたら

 「それは怖い! 一度、シナリオにしてくださいよ」 

 そう言われてミステリー仕立てで書いてみた。

 「I LOVE YOU」というタイトル。

 これも評判がよかった。

 といって漫画雑誌に即、掲載された訳ではなかったが、

 というより、その枠自体がボツになったのだが、

 何だか知らない自分の扉が開いて行くような感覚。

 僕が好きなのはSF映画。

 そんな作品を作りたかった。

 でも、シナリオを書いてウケるのは、「青春もの」や「ミステリー」

 気づいた。

 書きたいものと、書けるものは違うのだ。

 ポップス歌手として、ブレイクしない人が演歌でヒットを出すように

 歌手では駄目でも、俳優に転身して成功する人がいるように

 向き、不向きがあるようだ。

 ま、「未だにSFは向いていない」とは思っていないのだが、

 もうひとつ。気づいたことがある。

 (つづく)

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脚本を書くということ(13)カルフォルニアの青い空 [映画監督のお仕事]

  
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  で、いろいろと考えた。

 高校時代の話?

 映画ばかり見ていた.....

 ミステリー小説をいっぱい読んでた......

 そんなの青春ものにならない。

 では、留学時代の話?

 これはいいかも?

 そう思えて、ロサンゼルスに留学した日本人の青年の話を描いてみる。

 自分が体験したことをベースに、30分くらいの物語。

 これが意外に評判よかった。

 プロデュサーをやっている友人。いつも

 「よく分からないんだよな.....。何なのこれ?」

 と言っていたが、SFをに無知だからと思っていた。それが

 「これは面白い! 太田は青春もの合ってんじゃない?」

 と言われた。合ってるというより、大嫌い。青春ものは....

 なのに、他でも評判がよかった。

 もちろん、アメリカが舞台のドラマなんて即、テレビ局で採用なんてことはない。

 とりあえず、シナリオの練習だ。

 「カルフォルニアの青い空」というタイトルにして、シリーズ化してみた

 (今考えると因縁的? 「青い空」!)

 かなり評判がよかった。

 じゃあ、アメリカが舞台でなくてもいいかも?と

 留学生が帰国して日本で友人を訪ねる

 「カミング・ホーム・ストーリー」という6話完結ものを描いた、

 これも評判がよかった。

 そんなとき、知り合いの漫画雑誌の編集者から連絡があった,....
 
 (つづく)

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脚本を書くということ(12) 野球も、喧嘩も、得意でない? [映画監督のお仕事]

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 留学以前から不安だったこと。

 例えば、漫画家の水島新司さんは野球が好き

 だから、野球漫画を書く。

 本宮ひろ志さんは少年時代から河原で木刀もって喧嘩していた。

 だから、「男一匹ガキ大将」や「男樹」という漫画が描けた。

 皆、スペシャリティがある。

 ミステリー作家の森村誠一さんは元ホテルマン。

 司馬遼太郎さんは、新聞記者。

 皆、バックグラウンドがある。

 では、僕は何か?

 高校時代は映画が趣味。その映画を仕事にしたら、何もなくなる。

 プロレスが好きとか、野球が好きとか、ボクシングが好きなら

 その種の映画が作れるが、特になし

 高校時代からSF映画が好きで、ルーカス、スピルバーグに憧れて

 LAの映画学校に留学したのが、雄一のスペシャリティか?

 先の助監督を続ける若い友人と大差ないのだ。

 違うのは彼は「スターウォーズ」や「インディジョーンズ」のような映画を目指し

 僕は「トワイライトゾーン」や「スタートレック」(どちらもテレビ)が好きだった。

 で、当時の僕はそれらの日本版ともいうべき、

 物語を作りシナリオにしていた。

 が、SF好きの友人以外の評判は悪く。

 先のプロデュサー発言。「それ以外にものを描いてみろよ!」となる。

 しかし、それ以外には何もなかった。

 (つづく)

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