So-net無料ブログ作成

精神病のことをいろいろ書いて、改めて感じたことー素人では見抜けない? [精神病]

IMG_2183.JPG

 ここしばらく精神病のことをいろいろ書いていて、

改めて感じたこと。「病気」と「問題あるヤツ」の違い。行動や言動がおかしいのは病気のせいである場合と、病気ではないが問題を起こして顰蹙を買う人。その違いを考えてみた。

 僕は結構、悪意のあるヤツを見ぬくのが得意だ。ま、映画監督業というのは、その人の資質や性格、力を短時間で見抜かねばならない。俳優のオーディションなんて、1人5分ということもある。その短い時間で、いろいろ把握せねばならない。キャストだけではない。スタッフも、問題がある人を入れれば撮影で必ず揉める。だけど、オーディションはできないので、御茶のみ話程度で、相手の適正を理解することが大事だ。

 「あ、この人。ヤバいから気をつけなくちゃ!」

 と思ったときは、必ず事件が起こる。「この人は目先のことしか考えていないから問題起こすな?」と感じたら、その通りになる。でも、友人や関係者は最初こう言う。「そんなことないですよ」「大丈夫じゃないですか?」「心配性ですね?」「考え過ぎですよ」でも、結果、事件が起こり、僕のカンが正解だったことが証明される。

 だが、何回か、大ハズレをして大変な思いをしたことがある。なぜ、その人が、あんな行動を取ったのか? 理解不能だった。基本的にトラブルを起こす人というのは、利害が関わる。製作費をこっそり抜いて自分の利益にしたいとか? マージンがもらえるので、特定の俳優事務所に肩入れするとか? いい映画を作るより、映画を利用して得をしようとする人であることが多い。或は、プライド高い。価値観が古い。それを無理やりでも通したいという人たちも問題を起こす。全て個人の利害である。


10519652_740220956052211_5207837185743854947_n.jpg

 それが、いくら考えても得をしないことを言い張り、隠れてでも自分の思い通りに進めようとする人がいた。誰かと裏取引して、金を誤摩化そうとしているとも思えたが、そうでもない。間違った方向に必死に必死で進めようとする。本人だって大損するのに、なぜ? ということがあった。ミステリー小説ではないが、通常は「それによって誰が一番得をするか?」を考えると答えがでる。

 関係者の何人かは「隠れて金を抜いていたんだよ!」と汚職説を上げたが、そうでもない。結果、本人は得をしていない。ただ、トラブルを起こし続け、皆で揉めただけだ。いくら考えても、筋が通る答えが出ない。そんなとき、昔の友人がおかしくなった事件を思い出して「もしかしたら......精神病?」と専門家に、その人の行動や言動を詳しく説明すると「たぶん、双極性障害でしょうね」と言われた。

 いろいろ調べると、まさにその症状だった。当てはまるケースがいくつもあった。その人と親しい人にも聞いたが、前々から、その種の行動はあったといい「ヘンだと思い、距離を置いていたんですよ」という人もいた.....。そう、僕はカンはよく当たるが、精神病であることは見抜けなかったのだ。

 医学知識のない人から見ると、

単なる????の 連続だが、その行動と思考自体に症状が現れている。ただ、「神様がやれと言った」とか「宇宙人が攻めてくる」というような奇妙な話はしない。聞くと筋が通らなくはない話をするので、病気とは気づかないことが多く、第三者は「***さん。がんばってるなあ〜」とむしろ好感を持ったりする。

 だが、患者のまわりにいる人たちは大変。振り回されたあげくに様々な被害に遭う。簡単にいうと、タイタニック号に乗せられたら、船長が「あの巨大な氷山に向かって突き進め!」と言うような感じ。「船長、そんなことしたら沈没しますよ」といっても、聞き入れない。そして激突。船が沈没というようものだ。なのに多くの人は「頑固」とか「意地っ張り」とか思ってしまい、病気であることには気づかない。
 
 それでも会話をしていると、ヘン!と感じる。

 会話が噛み合ない。聞いていないことを延々と答える。「はぐらかしているのかな?」とも思うが真剣に答えている。でも、そんなことを訊いているのではない。こんなふうに、症状を知っていれば素人でも「あれ?」と思うことを見逃さなければ、病気であることに気付くこともできる。


1510006_739693686104938_1962109590548657200_n.jpg


 以前にも書いたが、昔、友人でおかしくなったヤツがいて、

「私には未来が見える」とか「一目見ただけで、その人の全てが分かるんだよ」とか言い出した。超能力者? 冗談? でも、真面目な奴。真剣にそういう。調べると精神病だと分かる。やがて、彼はいろいろと問題を起こし、友人は全て去って行った...。

 それ以来、ちょこちょこと勉強したら、まわりに結構、その種の人がいることが分かって来た。友人には「類は友を呼ぶ」などと笑われたが、皆、気づかないだけ。何より精神病というと、何度も書いたが、「意味不明なことを叫び、暴れる人」と思っている人がもの凄く多い。それはむしろ覚せい剤中毒であり、精神病は多種多様、いろんな症状がある。

 この10年ばかりで、いくつかの症状を勉強したので、少し見ていると「あーこの人も病気だ」と分かる。おかしな人でも病気であれば、それなりの対応を取ることができる。ちなみに統合失調症は100人に1人、境界性パーソナリティ障害は40人に1人とされる。100人の友達がいれば、その内2人が患者という確率。僕は友達が多い方だが、患者だと思える人は、これまでに5人いた。

 ただ、友人に説明しても、皆、

「お前の方がよっぽどおかしいよ!」と言われる。多くの人は精神病というのは特別なもので、身近にあるとは思わず、その実態も、症状も知ろうとはしない。被害を受けた者は「変なヤツだったなあ。もう、関わらないで置こう」といい、第三者は「どっちもどっちだなあ。仲良くやればいいのに」と本質を理解しない。だから、病気という事実を理解せずに終わる。


954873_743436505730656_7034408344115570497_n.jpg


 特に昨年より勉強した「境界性パーソナリティ障害」は

とても病気とは思えず、僕自身、そんな症状が存在することが信じられなかった。が、専門家の本を読み、その心理状態や原因、背景を知ると、納得が行くものがあった。一般の人が「気が狂っている!」と思える言動や行動でも、ある種の論理で解読すれば、筋が通り理解ができる。「俺は神の使いだ!」「宇宙人が攻めて来た!」もある種の原因が分かれば、そんなことを言い出す理由が分かり、非常に興味深い。

 と友人に話すと、「そんなヤツの気持ちなんて分からないよ。ただ、狂っているだけだよ!」という。が、狂っているということを医学的に解明すると、理由がある。そして、友人がそんなふうな言い方をするのも、無意識に「狂う」ということに対する畏怖を感じて、深く考えたくないという思いなのだろう。だから、皆、精神病というと、意見を言わず、知ろうともせず、避けて通る。

 いろいろ忙しくてしているが、

境界性パーソナリティ障害も、そこそも勉強した。現在は「双極性障害」を勉強中だが、あまり本が出ていない。しかし、この病気こそが、********だと思える。専門家も同意してくれたが、表立って指摘する人はいない。また、かなり昔だが、同じ症状の人が身の回りにいたので、その辺を解明したい。興味深いのは、この病気の場合も発症する背景に、社会と個人とのドラマがあること。そこに現代が見え隠れする。勉強を続けたい。

 双極性障害について=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2015-12-23


10888578_756836984390608_4117819373371395006_n.jpg







nice!(0)  コメント(0) 

もう一度、境界性パーソナリティ障害の行動パターンを紹介ー作家の想像力を超える驚愕の方法論 [精神病]

IMG_5647.jpg

 境界性パーソナリティ障害。今も多くのアクセスがあり、

 コメントも頂く。こんなに反響があるとは思わず、驚いている。被害を受けた方からのコメントが多く、また被害を受けなければ、実感しにくい病気であることも改めて感じる。

 前にも書いたが、患者のアプローチは本当に見事である。僕は物語を作るのが仕事なので、いろいろと悪事の方法論も考える。悪役がどんなことをすれば、観客は「酷い!」と思うか? どんなふうに描けば「それは俺だって引っかかる!」と納得するか? そんな手法を考える。ミステリー作家が世にも奇妙な犯罪を考えるのと同じだ。

 が、患者の行動は映画作家の想像力を超えている。

 とても病気の症状とは思えないもの。以前にも書いたが、もう1度、そのことを書きたい。まず、患者の多くは女性である。そして患者は「誰かに取り付いて、思うように操り、自分の欲求を満たすことが目的」である。この段階でもう通常は病気ではなく、「強欲な人」「支配よくの強い人」というふうに思えるが、これが境界性パーソナリティ障害の症状である。その理由、原因については以前に詳しく書いた。今回は行動について書く。

1512803_740773939330246_6685377822900764131_n.jpg

 患者はそのためのターゲットを探す。

 そこで「種まき」という行為をする。あちこちにアプローチして、取り付けそうな相手を探す。具体的にいうと、良さそうな相手がいると「感動しました」「あなたのように素晴らしい人は初めてです」「勉強になりました」と相手を賞賛し近づいて来る。ここも凄い。例えば詐欺であれば、相手が得をする「美味しい話」を持ちかけてくる。そうやって相手を罠にかける。

 が、今日では「おいしい話」が出ると「何が目的だろう?」と警戒する人が多い。それに対して「あなたのように素晴らしい人は初めて」とか賞賛して来たなら、警戒はしない。むしろ、嬉しい。自分を褒めることで相手は何も得をしない。ま、自身が金持ちとか大きな権力を持っているなら別だが、一般の人はなかなか褒められることはないし、女性からそう言われれば相手に好感を持つだろう。

 これが第一段階。そうやって患者はターゲットに近づき、こまめにアプローチを続ける。ネットというのも、それに一役買っている。特にFacebook。気軽にコメントができる。「いいね」が押せる。それによって、距離を縮めることができる。聞いた話だが、ある患者はFacebookを活用。狙いを定めた人たちに、頻繁にコメント。賞賛し、感謝し、応援。そうやって、自分は健気でいい子であることをアピール。会合や飲み会などに参加。狙ったターゲットと親しくなる。

 やがて、Facebookで「淋しい気持ち」や「孤独な立場」を語り出す。

 それを見た人は「可哀想だな。飯でも食わせてやるか?」と連絡する。いい子だし、健気なので、特に女性を意識せず、友達と思って誘う。でも、それは患者の「種まき行為」そうやってターゲットの気を引き、誘い出し、さらに親しくなる。ネットを使ったアプローチ。ここも見事。

IMG_2155.jpg


 患者は親しくなると、

自分の辛い過去や悩みを語る。相手も「健気で元気な子と思っていたけど、そんな辛い思いを抱えていたんだな」と同情、共感して、絆が深くなる。そして恋に発展することもある。こうして患者はターゲットの心を掴む...。電話で話をすると「私なんかの話を聞いてくれて、ありがとう!」と感謝を伝え「健気でいい子だ」とさらに好感が上がる。この辺までは言動も行動も全て常識の範囲内。そこからが本番なのだが、患者はターゲットに対するアプローチと並行して、別の行動 もしている。

 ターゲットのまわりの人たちにも、アプローチ。仲良くなる。これがあとで効いて来る。それは「取り巻き」と呼ばれるもので、その人たちに対しても「いい子」「健気な子」をアピール。信頼を得ようとする。決して、マイナスイメージなることはせず、「取り巻き」と信頼関係を作る。

 しかし、ターゲットに対して要求はエスカレート。

 例えば仕事の時間中に「今すぐ逢いたい!」と連絡が来る。夜中に長時間、電話で話を一方的に聞かされる。「明日、仕事があるから」と切ろうとすると「私のことはどうでもいいのね!」と激高。或いは些細なことで激怒して、相手に攻撃を始める。まさに手のひら返し。「あなたのように素晴らしい人はいない!」「いつも勉強になります!」と賞賛していた相手を批判。「裏切られた!」「利用された!」「今までの時間は全て無駄だった!」と怒りをぶつけてくる。

 そして、周りの人たち。そう「取り巻き」に対して「彼に酷い目に遭わされた(レイプされそうになったとか)信じていたのに悲しい。死にたくなる.......」というようなウソ(妄想)を交えて、いい触れ回り、ターゲットの信頼を貶める。患者の言う事を聞かないと、そんなふうに社会的な信用を奪おうとする。或は「今から死ぬ。薬を飲んだ....」とターゲットに電話。メールしてくる。部屋に駆けつけると、本当に薬を飲もうとしていたところであったり。

 「僕のせいで彼女が死んだ...」と思うと

罪悪感を感じる。だから、患者のいう無理難題でも受け入れるようになる。自殺未遂を演じるだけではなく、様々な形で「あなたのせいで私はこうなった」「あなたに言われたから***した」とか、罪悪感を植え付け、責任感を追求することで、相手を意のままに操ろうとする。

 本当に凄い知能犯だ。ナイフ1本を振り回さず、相手を逃げられなくして、意のままに操る。それも自分は被害者を演じている。言う事を聞かなければ、大変なことになる。それも患者が女性。ターゲットが男性なら、誰が見ても、男が加害者。悪いと思ってしまう。作家でも考えつかない、見事な方法論だが、どこで習うでなく患者はこれを実践する。


IMG_4798.jpg

 つまり、これが病気の症状なのである。

多くの患者はこれと同じ行動を取る。それを知っていれば「あーあの子は病気だったのか」と気付くが、知らなければ「嫌な奴。許せない!」と対応してしまい問題が続く。また「取り巻き」も自分たちが利用されているとは気付かず「可哀想な**子さんのため」と罪のないターゲットの男性を批判。攻撃する。当然、罪悪感はなく、むしろ正しいことをしていると思い込んでいる。が、患者に利用されているだけ。

 何だか、SF映画のようだ。宇宙人が取り憑いた女性が、超能力を使いまわりの人を洗脳。ターゲットを苦しめるという荒唐無稽な物語のようなのに、現実にそれが起こりえるとは驚くばかり。そして、患者には悪意がなく、妄想も絡んでいるので、本当に自分が被害者だと思い込み、酷い目に遭っていると信じ込んでいる。だから、まわりの人も見抜けず。その罠に嵌ってしまう。

 もう、かなり昔の話だが、僕のまわりにもその種の人がいた。「自分はカンがいい」と自負していたが全く気付かず、むしろ「いい子」だと思っていた。やがて問題を起こし「あれ?」と思い。もの凄くヤバい予感がして距離を置いた。その後、精神科医の先生と話す機会があったときに「典型的な境界性パーソナリティ障害ですよ」といわれビックリ! 「大事なのは無視すること。距離を置いたのは正解。そこで批判しても、擁護しても、結果、相手は喜び、事態は悪化したはず」と言われた。

 大きな事件になる前に気付いたのが幸いだが、

未だに友人たちは「いい子だったと思うよ。病気とは思えないな!」という。が、彼らに精神病の知識はなく、自分たちが「取り巻き」にされようとしていたことにも気付いていない。そして、無責任な奴は「だったら、病院に行けと言って上げるべきだ!」というが、専門家はこういう。「肉親とか、よほどの思いがある人でなければ、関わってはいけません。それが最善の対応です」

 それは経験がある。

 以前、親しい友人が別の病気でおかしくなったことがあった。そのときがまさにそうだった。病院に行くことを遠回りに勧めると、逆上して手が着けられなくなった。悲しいことだが、距離をおくことしかできないのだ。でも、もっと悲しいのが、病気だと知らずに、どんどん深みに嵌り、まわりの人を巻き込んでしまうこと。特に境界性パーソナリティ障害は人口の5%と言われている。50人の友達がいれば1人いる確率。正確な情報を知ることが、問題回避のために大事。その意味で、このブログ記事を多くの人が読んでくれたのは幸いだ。


 以前の記事はこちらから=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2016-01-11


10888578_756836984390608_4117819373371395006_n.jpg

 

nice!(0)  コメント(0) 

患者が病気に見えない。被害者が加害者に見える?ー記事が大きな反響があった理由? [精神病]

IMG_2187.JPG

 境界性パーソナリティ障害についての記事

 その後もアクセス数がかなり高い。通常このブログは1日に1000件アクセスくらいだが、このところ3−5000アクセス。凄い反響だ。感想で多いのは「私のまわりにも全く同じタイプの人がいて、迷惑しています」「なるほど、そーだったのか!」というもの。多くの人のそばに患者がいたということだ。この病気は人口の2%と言われているので、日本人が1億人として、2%で200万人。つまり、

 「50人に1人。患者がいる確率だ」

 友達が50人いれば1人は患者ということになり、誰のそばにいてもおかしくない。が、何度も書いたように境界性パーソナリティ障害の患者は「病気」とは思われず、変な人。嫌なヤツ。というふうに思われる。或いは全く気づかずに付き合っていることが多い。これも何度も書いたが、一般の人は「精神病」というと、「錯乱状態で包丁を持って暴れる人」とか「私は神の使いだ!我を崇めよ」というような人だと思っているからだ。

 前者は覚醒剤中毒であることが多いし、

 後者は統合失調症の可能性が高い。そして精神病にもいろいろあって、おかしなことを口走るのはある種のものだけ。境界性パーソナリティ障害の患者は通常の生活を送り、コミニュケーションもできる。むしろ、まわりから「いい人。いい子」と思われることが多い。なので、まず、精神病だと思われることはない。

IMG_1081.jpg


 ただ、あるきっかけで親しい人に攻撃を始めるのだが、それも一般の発想の範囲内なので、「怒っている」とか「嫌なヤツ」という印象しか持たない。だから、相手も一般の人に対するのと同じ対応をしてしまいがち。反論したり、批判を返したりするが、次第に泥沼に嵌って行くことは、これまでに説明した通り。

 つまり、患者だということが分からない。

 「変だ」「許せない」「卑怯だ」「人間性の歪んだヤツ」という解釈をしてしまう。また、患者は取り巻きを作る。「明るいいい子」の顔を見せ、被害者であることをアピールすることで、周りの人たちは信頼、同情してしまい、知らない内に「取り巻き」にされるので、さらに病気であることに気づかない。

 が、「取り巻き」作りこそが、境界性パーソナリティ障害の患者がよく行う行為のひとつなのだ。病人の行動というより、知能犯としか思えず、ここでも病気であるとは思われない。でも、そんな患者が日本には50人に1人いるといわれている。

 病気というのは、基本的に本人が苦しむもの

だが、境界性パーソナリティ障害はまわりの人たちを巻き込むところが怖い。それも患者の思い込みで、何の罪もないまわりの人たちが、互いに傷つけ合う。批判、中傷をしあうという悲しい事態となってしまう。全ての元凶は患者なのだが、そこに問題があることを理解する人は少ない。

 たまたま僕の記事を読んだ方が「あーーー私のそばにもいる!」「あの人。ほんと許せない!と思っていたけど、病気だったのねー」と驚いたり、気づいたりすることが多かったようだ。

CYlboSxUQAEjJfV.jpg


 僕のまわりでもそうだが、精神病の話をすると...

 皆、沈黙してしまう。意見を言わない。質問もしない。とにかく触らないでおこうとする。中には精神病の話をすることで、「お前が病気じゃないか?」という視線を投げかける人もいる。興味を持って話題にしても、そんな冷ややかな反応で、話をしなくなる人もいるだろう。

 そんな環境が正しい情報や知識が広がるのを止めてしまい。事態を解決するきっかけをなくしている。また、よほどのことがないと、精神病に興味を持つこともない。僕はたまたま映画監督業という仕事で、いろんなことに関心を持つことこと。過去に友人がおかしくなった経験もあったので、そこから勉強を始め、いろいろ調べたが、通常は精神病を学ぼうとは思わないはず。

 だから、患者と揉めても病気と気づかないことが多い。

 それどころか、まんまと患者の思惑に嵌ってしまい、事態を悪くしてしまうことになるのだ。その意味で、多くの人が境界性パーソナリティ障害に関心を持ってくれたことは、嬉しいことである。最後に付け加えるが、患者には悪意はない。症状が騒動を起こすのだ。問題は病気。そこが大事なところである。

 詳しくはこちら=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2016-01-11


10888578_756836984390608_4117819373371395006_n.jpg



 
nice!(0)  コメント(0) 

境界性パーソナリティ障害 僕が映画作家として感じることー事実を見極める洞察力が大事? [精神病]

IMG_4585.jpg


 あれほど応援していた相手、或いは親しくしていた人が

 手のひら返しで攻撃をしてくる。そして友人知人にもウソをいい触れ回り、信頼を落とされたりすると、例え相手が病気だとしても怒り心頭。何とか反撃して思い知らせてやりたい!と思うのが人の心理でもある。その種のコメントも頂いた。

 それらを読んでいて感じたことがある。ここまでは、自身で勉強した文献や専門家から聞いた言葉を紹介して来たが、今回は映画産業に関わるクリエーターとしての個人の意見を書かせてもらう。

 そのコメントを読み、思い出したのが、映画「セブン」

 キリスト教が禁じる7つの大罪を犯した市民を何の恨みもないのに殺してしまう事件を描いていた。最後に残された大罪は「怒」それを仕掛けられたのは主人公である刑事(ブラッド・ピッド)。つまり犯人はブラピを激怒させることで、犯罪を完結させようとしているのだ。

 さらに激怒して犯人を殺せば、それは犯人と同じレベル。職務として怒りを押さえて逮捕せねばならないのに、怒りに任せて殺してしまう。彼に犯人を断罪する資格はなくなる。

 結果、ブラビは犯人の思う壷に嵌るのだが......凄い物語だと思えた。これまでのアメリカ映画は市民を殺した無慈悲な犯人を追いつめ、ぶち殺すことで「めでたし、めでたし!」というものがほとんどだった。が、「セブン」の凄いところは、犯人を殺したら負けなのである。感情を爆発させ、職務を忘れ、人の命を奪う=殺人鬼と同じ。ということが証明されてしまうというテーマなのだ。


IMG_2210.JPG


 今回、境界性パーソナリティ障害を勉強して

 作家として感じたのは、患者が「セブン」の犯人と似た構図だということ。患者は自分に関心を持たせ、究極の形で愛されることを求める。だから、相手が仕事や生活に支障が来しても自分のために尽くすことを求めるのだ。それにより愛されていると感じ、無意識に心の傷を癒す。

 ただ、批判されても、困らない。自分の存在を認知しているから批判すると解釈。それによって絆が切れていないことを実感。だから、無視されると、批判し、攻撃して、自分の方に振り向かそうとする。

 ここが病気たる部分だと思うのだけど、批判、中傷されても喜びとなる。言い換えればアイデンティティの確認に繋がる。そして、相手を振り向かすために、想像もしない攻撃をしてくる。よくここまで腹立たしい批判やウソを触れ回るな!と思える。

 人が食べ物を食べないと生きて行けないように、患者は人から認知、愛されないと死にたくなる苦しみに襲われる。だから、考え抜いた究極の方法で振り向かそうとする。関係者は挑発され、さらなる批判をして、その応酬となる。喜ぶの患者だけ。関係者は傷つくばかりである。

 「セブン」と同じ構図ではないか? 

 犯人はブラピの刑事に究極の方法で「怒り」を呼び起こそうとする。それに挑発されて怒りを爆発。犯人を殺せば、犯人の思う壷であり、犯人の勝利だ。でも、人はなかなか怒りを押さえられず、感情に走り、事態を悪化させる。でも、耐え続ければ、ブラピの勝利なのである。これはもう、悪魔VS人間という構図。それがこの映画のテーマでもある。患者VS関係者も同じ構図だと思えるのだ。

 患者は悪魔のような、普通考えられない嫌がらせや誹謗中傷をしてくる。妄想が入っているので、ウソをいかにも真実であるように吹聴する。信じてしまう人も多く。特に「取り巻き」は月日をかけて洗脳されているので、患者の味方になり、攻撃してくる。患者は被害者を演じ、多くの人の同情を引こうとする。ターゲットとされた罪なき人が悪者にされ、批判される。でも、全ては患者の自作自演なのだ。「セブン」で嵌められたブラピを思い出す。


IMG_2189.JPG


 僕個人が考えていることだが、

 これまでのハリウッド映画のように悪いヤツがいる。やっつける。勝利! ハッピーという形はもはや成立しないのではないか? 現代を反映していないのでは?と思えていたところに、「セブン」という映画が登場。大いに納得したのだが、同じことが言える。患者に嵌められて、本当に屈辱的な思いをする。反撃したい。許せない。でも、その段階で患者の思う壷に嵌っているのだ。

 患者は怒らせて自分に関心を向けようとしている。激怒すればこちらが負けということ。これは人間性を試されているような気がする。「セブン」もそうだが、犯人の過去や背景。動機は何も描かれていない。というのは、たぶん人間ではなく、「悪魔」的存在として描いている。

 つまり、悪魔VS人間の物語であり。悪魔というのは人間の弱さや欲望につけ込んで来る存在。いかにして人間は打ち勝つことができるか?という、キリスト教的な物語なのだ。

 境界性パーソナリティ障害も同じ側面を感じる。

 言葉巧み近づいて来て、悲しい過去を告げられ、健気な行動に共感して、親しくなった「友人」。心ある人なら誰でも、そんな人を応援したくなる。だが、やがて「友人」は本性を現す。無理難題を要求。常識を超えたこよを求めてくる。或いは何気ない些細なことで激怒。想像を超える攻撃をしてくる。まわりを巻き込み、大きな騒動になり、多くの人が心傷つく。

真実を知る人は全ての元凶である「友人」=患者を憎むが、これは対人間の戦いではなく、対病気なのだ。患者は悪意でやっているのではなく、病気だから取ってしまう行動だ。それを理解し回避せねばならない。反撃すれば相手の思う壷。より多くの人が傷つくことになる。これは人としての知性や洞察力が問われているのだと思える。

 原発問題でも、安保法制でも、そうだが、筋の通らぬウソばかりの説明に納得して賛同する人が多い。戦争が始まれば被害に遭う国民同士が乗せられて批判しあう。

 戦争が始まるときも「ダマし撃ちをされた!」

 と騒ぎ立てて国民を怒らせ参戦する方法が繰り返し使われて来た。太平洋戦争も、ベトナム戦争も同じ手。話は大げさになっているかもしれないが、同じ構図だと思える。怒りにかり立てられて攻撃しても、報復の応酬となるだけ。

 ウソに踊らされて怒り、無実の人を攻撃しても結果、患者が喜ぶだけ。そして、戦争が始まり喜ぶのは、嘘で怒りを煽った人々。ウソの情報を信じて「許さない!」と怒った人たちは結局、戦火で被害者となるというのも同じ構図ではないだろうか?

 大切なことは何か? 真実を見極めること。ウソを見抜くこと。誰がシナリオを書いているのか? その目的な何か? 怒りで冷静さを失わず、自分はどうするべきか? それを考えることだと思える。境界性パーソナリティ障害の問題なら、その病状がいかなるものか?まず知ることが大事。怒りに震えて反撃することは報復の応酬となり、何も解決しない。今回は映画作家としての意見を綴ったが、この病気を勉強していて、そんなことを感じている。


10888578_756836984390608_4117819373371395006_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

「境界性パーソナリティ障害」についてー いくつかコメントを頂きました。 [精神病]

IMG_2204.jpg

 「境界性パーソナリティ障害」について勉強したことを

 何度か記事にしてきたが、驚くほどの反響があり、コメントもいくつか頂いた。これまで「嫌なヤツ」と「許せない人」と思っていたのが、記事を読んだことで「病気ではないか?」と気づいたという。

 僕自身、同じ経験をしている。「なぜ、この人はこんな酷い誹謗中傷をしてくるのか?」と思って、いろいろ調べていて、専門家に聞くと「あーそれは典型的な境界性パーソナリティ障害ですよ!」と言われた。

 さらに調べて行くと「あーーそれそれ!」

 という記述が次々に見つかり、「なるほどーそういうことななのかー!」と納得の連続。まさか、精神病とは思わなかった。こちらが何かした訳ではないのに、今までの好意的な態度から180度違う攻撃的なった理由が分かった。しかし、その症状はとても病気とは思えない知能犯ともいうべきもの。また、見事なくらいに、腹立たしい攻撃をしてくるので、やはり病気とは思えず、驚きを隠せなかった。

IMG_4585.jpg


 「どーすればいいですか? 本当に許せない。モンスターです」

 というコメントも頂いた。専門家に聞くとこういう。「賞賛も批判も相手は喜ぶだけ。自分に関心を持っていることを知り喜びます。唯一苦手なのが無視されること。相手は必死で怒らせようとしますが、とにかく無視すること。怒って反撃すれば相手の思う壺」

 とのことだった。この病気の症状は取り憑いた相手をサンドバックのように、感情をぶつけズタズタにするもの。原因の多くは幼少期の虐待や愛情の欠乏があるといわれる。そんな経験により子供時代に傷ついた心を癒すために、自分の思いを120%受け止めてくれるターゲットを求めてしまう。その相手を探し、取り憑くために、日頃から餌巻きをする。

 元気で健気ないい子をアピール。

 ターゲットを見つけると賞賛し、急激に近づいて行く。そして、自分の辛い体験なんかを告白して(妄想が伴う場合もある)相手の心を開き、懐に飛び込んで行く。最初は「私なんかの話を聞いてくれてうれしい」と健気だが、次第に相手の都合に構わなくなり、仕事中でも「今すぐ会いに来て!」などといいだす。気に入らないことがあると、手のひらを返したように激怒し、攻撃を始める。

 同時に、ターゲットのまわりにいる人にも取り入り、「取り巻き」というべき存在を育てる。その人々に対しては健気でいい子を演じ続け、礼儀正しい常識ある行動を取る。そんな人たちに「酷いことをされた。死にたい!」とターゲットから攻撃を受けたということをウソ(妄想)を交えて吹聴する。取り巻きはコロッとダマされて「それは許せない!」とターゲットを攻撃するのである。

 つまり、自分に逆らえないような構図を作り上げて、

 ターゲットを逃げられないようにして、思う存分、自分の思いをぶつける。無理難題を相手が応えることで「私は愛されている」と実感し、幼少期の心の傷を癒す。これは患者本人は意識しておらず、無意識下での反応。本人はそうとは知らずに、「この人は私を分かってくれる!」と思い込んだり、ほんの些細なことで「裏切られた!許せない」という怒りに刈られて行動しているだけなのだ。


IMG_2163.JPG


 この種の患者は二元性が強く。両極端。だから、ターゲットが「明日の朝は早いから」と電話を切ろうとするだけでも「嫌われた!」と思い込み、攻撃的になる。しかし、そんな状態を知ると「愛を求めているのだから、愛で応えてあげれば分かってくれる」と無理難題に応えようとする人もいるが、患者の要求は次第にエスカレート。生活や仕事に支障を来すことになる。単なるワガママ、寂しがり屋ではなく、常識を超えた要求や攻撃にさらされ人生をボロボロにされることにもなる。

 愛や恋の問題ではない。

 が、そんな患者を受け止めようとして多くを失った友人もいる。専門家に聞くと対処法はないので、とにかく関わらないこと。逃げること。無視することだという。愛がある肉親なら病院に連れて行くことが大事だという。そこまで出来ないなら(当然、患者は自覚していないので大変な騒ぎになる可能性が高い)関わらないことだ。

 しかし、あれほど応援していた相手、或いは親しくしていた人が手のひら返しで攻撃をしてくると、特にいろんな人、友人知人にもウソをいい触れ回り、信頼を落とされたりすると、こちらも怒り心頭。何とか反撃して思い知らせてやりたい!と思うのが人の心理でもある。その種のコメントも頂いた。

 それらを読んでいて感じたことがある。

 ここまでは、自身で勉強した文献や専門家から聞いた言葉を紹介して来たが、次回は映画産業に関わるクリエーターとしての個人の意見を書かせてもらう。


(つづく)

 続き⑨はこちら=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2016-01-27-2


10888578_756836984390608_4117819373371395006_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

境界性パーソナリティ障害について⑤ 自分は被害者を演じ、取り巻きにターゲットを攻撃させる? [精神病]

12345658_940056746068630_7743612218862686424_n.jpg

【境界性パーソナリティ障害について⑤ 自分は被害者を演じ、取り巻きにターゲットを攻撃させる】

 境界性パーソナリティ障害を勉強して分かったこと。

 その一部を自分なりにまとめて紹介する。僕は物語を作るのが仕事の1つだが、この病気のことを知り、驚愕したことがある。物語を作る上で、悪役、或は敵役は主人公に対していろんな攻撃をせねばならない。暴力や誹謗中傷、嫌がらせ、映画ではギャングやヤクザがその種の嫌らしい方法で、主人公たちを困らせる。

 昔の高倉健のヤクザ映画を見ても、チャールズ・ブロンソンの映画を見ても基本は同じだ。現代ではテロリストが悪役であることが多いが、手法は同じ。爆弾テロや銃の発砲で市民を犠牲にする。だが、境界性パーソナリティ障害の患者は映画の上を行く巧妙な手を使う。

 患者は自分が取り付くためのターゲットを探す。

 見つけると、相手を賞賛し近づく、短期間で懐に飛び込み、自身の辛い体験等を語って信頼や愛を勝ち取る。同時に、ターゲットのまわりにいる人たちにも取り入る。愛想を振りまき、いい子であることをアピール。いわゆる「取り巻き」を育てる。


IMG_5650.jpg

 やがてターゲットに対して、無理難題を要求し始める。その要求に応えないと激怒。手のひらを返したように攻撃を始める。その攻撃というのは、ウソを交えた話を「取り巻き」に流し、自身が被害者であり、ターゲットに酷いことをされたといい触れ回るのである。

 事情を知らない「取り巻き」たちは「それは酷い!」と激怒して、ターゲットを批判、攻撃する。こうしてターゲットは社会的な信用を失い大変な思いをする。患者の目的はそうやって相手を追いつめ、自分のいいなりに操ろうとすることなのだ。

 もし、患者の要求を受け入れれば、

 さらなる無理難題を出してくる。逆に拒否、批判をすると、患者は自分が被害者であることをさらにアピール。まわりにターゲットを攻撃させる。言い方はよくないが、物語を作る仕事をする者として、見事な攻撃方法だと思う。

 作家として考えつかない手法だ。褒めてどうする?という気もするが、とてもよく出来たやり方であり、はめられると逃げられない。その上、患者の多くは女性であることが多く、ターゲットは男性になりやすい。社会的に見ても、か弱い女性が被害者。男性が加害者と見られがちだ。

 しかし、そんな凄い手法をどこで学ぶのか?と思うのだが、これが境界性パーソナリティ障害の症状なのだ。学んだり、教わったものではない。とても病気とは思えない。策士とか性悪というふうに解釈してしまう。


IMG_4585.jpg

 だから、一般の人は患者が病気だとは考えず、

 「取り巻き」にされた人たちは「可哀想な***子を守ろう。助けよう!」と思うし、第三者は「何か揉めてるなあ。どっちもどっちでじゃないの?」と他人事と考える。

 いろいろと読んだ文献が提言するのは、とにかく患者には近寄らないこと。本当の愛がある肉親等が病院に連れて行くならいいが、そこまでの思いがないなら、関わらないこと。批判や反撃をしても、相手は「自分の存在を意識している」と解釈して喜び、同じ行動を続けるという。一番効果があるのは 無視すること。患者は挑発してくるが、反応してはいけない。それは先方の思う壺。術に嵌ったのと同じだ。

 患者の背景にあるもの。

 その意識については以前に書いたので今回は省略。行動パターンのみを書いたが、これが境界性パーソナリティ障害という病気である。人口の2%が患者と言われる。あなたのそばにも必ずいる。そして常識ある通常の生活をしている。精神病という先入観で見ていては気付かない。僕のまわりにも、その種の人がいたが、最初は気付かなかった。え?なぜ、と思えて、いろいろ調べて病気だと分かった。正確な情報を得て、対応することが大事だと思える。

 過去の記事はこちら=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2015-12-02-1

IMG_9364.JPG
nice!(2)  コメント(0) 

あなたの隣にもいるヘンな人? 目を逸らさずに直視することが大切。 [精神病]

IMG_4582.jpg

 精神病というと、すぐに「気が狂った状態」と

 想像する人が多い。刃物を振り回したり、わめきながら暴れたりという人が精神病なのだと思ってしまう。でも、それらの状態は覚せい剤中毒であることが多く、精神病ではない。

 以前、身近で、ある精神病を煩った人がおり、いろいろと問題を起こすので注意するように友人に伝えたら、こんなことを言われた。「その人のFacebookを見たんだけど、普通でしたよー?」んーーー、友人は何を考えて、Facebookを見たのか? そこに「死ね死ね死ね死ね死ね死ね」という文章が書き連ねられていると思ったのだろうか?

 そこまで行っていれば、かなりな状態。友人は精神病とはそんなものだと思っているようだ。なので、精神病の人はなかなか気づかれない。通常の生活を送っているし、相対的に見なければ病気であることを見抜くのは医療関係社でもむずかしい。

 多くは嫌なヤツ。ヘンな人。

 ちょっと変わっている子と見られて、病気であるとは思われない。いろいろと問題を起こすようになっても「あいつ変人だからなあ〜」で済まされることが多いし、直接、被害を受けない人は異常さに全く気づかないことが多い。


10411081_921683727905932_4335384074305458474_n.jpg

 僕も以前はそんな1人だったが、その昔、友人が奇異な発言や行動を取るようになった。原因をあれこれ考えて調べていると、精神病に突き当たった。勉強を始めるとまさに友人のケースにほとんどが当てはまる。そこで病院に行くことを勧めたのだが、友人は異常なほど取り乱し「俺は病気じゃない! 病気はお前の方だ! 病院にでもどこへでも行け!」と激怒したのだ。

 「お前は精神病だ」とはさすがに言っていない。

 様子がおかしいので病院で見てもらったら?と遠回しに言っただけなのに、そこまで取り乱すとは思わなかった。友人も心のどこかで、「もしかしたら....」という疑念があるので、認めたくなくて激怒したのかもしれない。

 その後、専門家に聞くと「まず、間違いない」と言われたが、「家族のようにボロボロになってでも、治療させたいという強い愛がなければ、その人に関わるべきではありません」と言われた。悲しいがそれが現実であり、友人のそばにいると心を傷つけられるばかりなので、距離を置くしかなかった。

 それ以来、興味を持ち、ときおり精神病の勉強をしている。先の友人の病気も、100人に1人いるものだ。100人友達がいれば、1人はその病気ということだ。実際、その病気の症状にいくつも当てはまる友人が3人いた。が、共通の友人は誰も気づいていない。皆、「あいつ変だよな?」というばかり。精神病の話をしても理解できないようだった。やはり、意味不明なことを叫びながら、包丁を振り回すのが精神病と思っているのだ。

 精神病もいろんな種類がある。

 最近、勉強した「境界性パーソナリティ障害」も独特だった。とても病気とは思えず、性悪なヤツとしか思えない。あれだけ仲良くしていたのに、あるきっかけで攻撃的になり、まわりの人たちにウソを吹聴して仲間に引き入れ、自分が被害者であるかのように振る舞う。

かと思うと、何事もなかったように親しげに連絡してくる。もう、妖怪の所行か?と思えたが、実は病気の症状だ。日常生活は問題なく送っていて、会話をしてもおかしくない。まわりの人はそれに気づかず、「可哀想だ!」と一緒になって攻撃。人の絆を割くような事態となる。


12345658_940056746068630_7743612218862686424_n.jpg


 これも専門家の意見を聞いたが、

 「とにかく関わらないこと。反撃してはいけない」と言われた。詳しいことは以前にこのブログでも書いたので、その辺は省略するが、その種の人たちが関わると本当に大変なことになる。もちろん、悪意があるのではなく、病気の症状。その個人を責めることはできない。一番問題なのは、病気であることを理解できない人たちが、巻き込まれて、事態が悪化することだ。

 いくら精神病であることを伝えても「おかしいのは、お前じゃないか?」と言われることが多い。また、人は精神病の話をすると、コメントを避ける。触れないようにする。知ろうとしない。だから、間違った認識を持ち続けることになり、病気だと気づかない。

 本来、親しい誰かが、本人に病気であることを伝えるべきだが、それができない。いや、気づかない。こうして患者は同じ行動を繰り返し、まわりが迷惑するが、包丁を振り回して暴れる訳ではないので、第三から見ると、人間関係のトラブルにしか思われず、皆が傷ついて終わる。また、精神病の話をすると「差別だ。人格否定だ」と過剰に反応して、事実を知ることより、ふたをして忘れようとする人も多い。

 大切なのは、事実を把握することだ。

 なぜ、トラブルが起こるのか? 誰に原因があるのか? その人はなぜ、そんな行動や発言をするのか? そこで精神病の疑いを持つことで、背景が明確になることがある。病気のために暴走したり、他人を攻撃したりしていることがあるからだ。それを明確にすることが、本人のためでもあり、関係者のためでもある。

 現在、双極性障害を勉強中。症状を理解すると、患者は芸能界にも政界にもいることを痛感する。おかしな発言をするあの人もそうだろう。専門家に聞くと「そうですよ!」と言われた。でも、マスコミは指摘しない。できない。そこがむずかしい。

 境界性パーソナリティ障害について詳しくはこちら
      =>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2015-12-08-2


10888578_756836984390608_4117819373371395006_n.jpg


 

nice!(0)  コメント(0) 

双極性障害の本。読破。「患者はすぐそばにいる。ただ、気づかないだけ」 [精神病]

12376056_943683862372585_7814641081709168722_n.jpg


 「双極性障害」の本を読み終える。

 もっと症状が知りたくて手にしたのだが、この本はどちらかというと原因や治療についての記述が多く、症状について、いくつもの例が上げられているものではなかった。すでに症状に熟知。或いは治療方法を知るために読むべきタイプの本のようだ。

 うつ病の本は多いが、双極性障害のものは非常に少なく、大手書店で探したときも、これ1冊だった。以前に1冊読んでいるので、基本知識はあったが、より詳しく勉強したい。双極性障害はもともと躁鬱病と呼ばれたものだが、単に陽気になったり、落ち込んだりする両極端になる病気ではない。

 といって統合失調症とは違い、常識を超えた極端な妄想を伴うものではない。病気であるか?違うのか?が非常に判断し辛い。往々にして「嫌なヤツ」とか「あの人変わっている」で済ませてしまうことがあるが、その種の患者と関わると、右往左往することが多い。本人も、周りも大きな被害を受け、社会的な地位や生活をも失うことがある。

 「宇宙人が攻めて来る!」

 と言い出すのなら分かりやすいが、一見、常識的なことを言っているように見えても、懸命に努力しているように見えても、病的に思い込みが強く、冷静に考えれば分かることを強引に進めたりする。誰がどう論理的に説明しても受け入れず、まわりを巻き添えにして大変な事態を引き起こすことがある。

 僕も以前に、仕事をした人。その種の患者で大変な目に遭ったことがある。悪意はないのだが、明らかに間違ったことを意味あることと信じて、突き進んで行く。止めても隠れて進め結果、大失敗してしまう。

 その問題点をいくら指摘しても本人は理解せず。まわりも異常さに気づかない。「がんばってるじゃん?」としか思わない。あとになり専門家に相談すると「まず間違いなく、双極性障害の躁状態ですね」と言われた。これまでも、その人の異常さを痛感し、多くの人が去っていたこと。あとで知った。

 昨年、勉強した境界性パーソナリティ障害も

 そうだが、本人に悪意はない。病気なのだ。まわりを巻き込んで大波乱を起こす。なのに病気だと気づかない人たちは、応援したり、その人を庇ったりするので、余計にややこしくなる。誰1人。悪意はないのに、関係者同士が憎みあったり、傷つけ合ったり。たった1人の患者のために、多くの人がボドボロになる。

 ある政治家もその種の病にかかっているのではないか?と感じる。が、さすがにネットで検索しても、出て来ない。でも、勉強すればするほど、ピッタリ! だから、あんなことを言い出すのか〜と納得。そこで専門家に訊いてみると「そうですよ。それ以外ありえないでしょう?」と簡単に言われてしまった。それで国会で、あんなこと言い出すのだと納得。

 精神病は人権に関わるので、なかなかマスコミは報道しない。最初に報道された事件がいつのまにか?報道されなくなるときは、容疑者が精神病であることが多い。また、報道だけ見ていると、意味不明の行動で事件を起こした人。でも、パーソナリティ障害や双極性障害などの症状を当てはめてみると理解できることがある。大学で起きたあの不思議な事件も、あの芸能人の不思議な離婚騒動も、そう考えると納得が行った。

 会社で問題を起こすあの人。

 近所で迷惑行為を続ける人。ネット上で困った発言を繰り返す人。それらが著名人であっても、その種の病気であることを考えると、納得いくことが多い。問題はその種の人自身が病気であることに気づいていないということ。それを知らせることが非常に困難。

 しかし、本当は親しい誰かが、それを伝え、病院に連れて行き治療させることが、本人のためでもあるのだが、そのためにまた大きな騒動になる。なかなか、難しい。でも、今は精神病の勉強を続ける。もう少し、双極性障害を知りたい。



IMG_9408.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

「双極性障害を勉強中。学んだことを書き出してみる」② [精神病]

12376284_947102555364049_142570006394532115_n.jpg

「双極性障害を勉強中。学んだことを書き出してみる」②

専門家の本から引用する。

「同じ仕事をしている仲間が双極性障害になるというのは、どういうことでしょう?(中略)より大きな問題になりやすいのは、やはりうつ状態よりも躁状態です。今まで何の問題もなく仕事をこなし、信頼や信用を得ていた人も、躁状態になると気が大きくなり、会社のお金を使い込んでしまったり、必要のないものを買い込んでしまったりすることがあります」

「会社にとって躁状態の患者さんは社会的に、或いは法的に問題を引き起こすリスクになる可能性があるのです。躁状態を放っておくと、患者さんは会社に多大な迷惑をかけ、自分自身も社会的信用をうしない、社会復帰の足がかりもなくしてしまいます」

「双極性障害ー躁うつ病への対処と治療」(著・加藤忠史、ちくま新書)より


12249578_928997250507913_6335117193836627450_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

「双極性障害を勉強中。学んだことを書き出してみる」① [精神病]

12376056_943683862372585_7814641081709168722_n.jpg

「双極性障害を勉強中。学んだことを書き出してみる」①

まず、双極性障害とはいわゆる「躁鬱病」である。が、その印象のまま理解すると、本質は分からない。そこで専門家の本より、分かりやすい記述を引用する。

「大きな問題となるのは躁状態です。患者さんが躁状態になると、とにかく口数が多くなり、休む間もなくしゃべり続け、その上、家族が言うことを聞かないと怒り出したりします。そのとき患者さんがいうことは統合失調症のような精神病状態とは違い、ある程度筋が通っていることです。

躁状態の患者さんがいうことは、事実と違っているわけではなく、病気だからとすませることもできないような内容が特徴なのです。家族にとっては、非常に腹が立ち、また傷つくことをばかり休みなく言い続け、家族を責め立てます。家族はときには一睡もできず、疲れ切ってしまい、精神的にも追い込まれ、憔悴しきってしまいます。

その上、激しい言動のせいで仕事を失ってしまい、一家の収入が減ってしまうこともあります。さらに、躁状態になるとお金使いが荒くなってしまい、何百万円、場合によっては何千万円という借金を背負ってしまったりすることがあります」

「双極性障害ー躁うつ病への対処と治療」(著・加藤忠史、ちくま新書)より


12249578_928997250507913_6335117193836627450_n.jpg
nice!(0)  コメント(0)