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静岡市の映画館が”朝日のあたる家”上映拒否、その情けない理由 [上映拒否]

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(2014年の記事より)

 本当に残念でならない。

 ”朝日のあたる家”は静岡県を舞台にした映画。なのに、その地元静岡県の静岡市の映画館では上映拒否という回答が出された。だが、いろいろと疑問が残る。

 半年以上も前から依頼していたのに、結論を出すのに、なぜこんなに時間がかかったのか? 

 同じ静岡県の沼津市では記録的な大ヒット。

 正月を超えてのロングランとなっている。映画館としては喉から手が出るほどほしいヒット作なのに、なぜ上映してもらえないのか?

 さらに、静岡市周辺からも上映リクエストが多数劇場に届いている。映画を応援したいという団体もたくさん名乗り出ている。映画興行が難しい時代に、これほど恵まれた状況はないのに、なぜ拒否なのか?

 そして不思議なのは映画館側の説明。

 「上映はしないが、反原発団体等が劇場をレンタルして上映してくれるのは構わない」ーー意味が分からない。なぜ、すぐには上映拒否をせず、半年も経ってから回答。大ヒット確実なのに上映しないのか? そして劇場レンタルならなぜ、OKなのか?
それぞれのピースを繋げれば答えはすぐに出る。

 まず、答えが半年も掛かった理由。

 当初から”朝日”は話題作だった。山本太郎さんが参議院に当選。上映拒否問題が新聞や雑誌でも記事なり。ネットでも、逆炎上状態が何日も続いた。”朝日を映画館で上映しよう”という声がもの凄いことになった。その事件で「だったらうちで上映します!」という心ある映画館が次々に現れた。

 が、静岡市の映画館。

 躊躇したのだろう。話題にはなっている。映画がヒットする可能性は高い。儲かるだろう。でも、物語は静岡が舞台。そこで架空の原発事故。そんなものを上映して「何か言われないだろうか?」と心配したと思える。

 というのも、静岡県には世界で最も危険と言われる浜岡原発が存在する。映画で事故を起こすのは架空の原発だが、静岡が舞台ということで、その原発をイメージする人がいるかも(?)しれない。

 その関係者からクレームが来るのではないか? 

 と劇場側は考えたのだろう。ただ、「そんな映画を上映しないでくれ!」なんてことを直接言って来る訳はない。上映したからといって電気を止められるということもあり得ない。「でも、何か言われたら、何かあったら怖い」劇場側はそう考えたはずだ。

 しかし、すぐには上映拒否をしなかった。なぜか? ”朝日”は各地で大ヒットしたからだ。当初、上映映画館はゼロだったのに、全国で25館まで広がった。北海道から九州まで。各地でヒット。

 上映すれば儲かる!!

 特に地元が舞台となれば、余計に関心が高まるだろう。劇場側は”多額の収入”と”もし何かあったら”という不安の間で揺れており、返事をためらったと思われる。

 そうしたら、先に同じ静岡県沼津市の映画館が手を上げた。予定上映期間を越える記録的大ヒット。正月を超えてのロングランとなった。テレビで大宣伝する有名作品を押さえて、堂々たる興行収入を上げた。

 にも関わらず、静岡市の映画館は結果的に上映拒否を選んだ。そして、その直前に浜岡原発の再稼働申請が行われている。とにかく、大きな収益を上げることよりも、「関係者から何か言われるかも?何かされないだろうか?」という不安を拭うことができなかったようだ。

 電力会社は巨大な力がある。

 恩恵を受ける会社も多い。そんなところから「お前の映画館は何て映画を上映してんだ?」そんな批判を浴びることを怖れたのだろう。だが、収入はほしい。多くの客が映画館に来てほしい。

 だから、「反原発団体に映画館を貸して”朝日”を上映するのは構わない」と言ったのである。自分たちが上映するのではない。団体に映画館を貸すだけ。もし、批判を受けてもそう逃げることができる。金はほしいが、揉めたくない。それが劇場側の本音なのだ。

 何度も書くが”朝日のあたる家”は原発反対を唱える映画ではない。原発事故を通して家族の絆を見つめる物語。福島の人たちの悲しみを一緒に考えようという作品である。誰かに遠慮することはないはずだ。

 この映画館に関わらず。同じ発想の人は多い。とにかく原発のこととは関わりたくない。避けて通りたい。誰が何をするという訳ではないのに、何か言われたら、もし批判されたら嫌だ。だから、関わらないようにする。

 疑心暗鬼で自粛。そんな考え方が日本を原発天国にした。そして福島であれだけの惨劇が起こっても、まだ避けて通ろうとする人が多い。静岡市の映画館はそれを象徴している。


 続きはこちら=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2014-08-23-5






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静岡市の映画館。浜岡原発再稼働申請の直後に「朝日のあたる家」上映拒否! [上映拒否]

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 2014年2月

 半年ほど前から交渉していた静岡市内の映画館。何度連絡しても、はっきりと返事しない。多くの人が上映リクエストを何ヶ月も届けてくれた。それが、ようやく返答。「上映はしない!」とのこと。

 ただ、反原発団体などが自主上映するなら、会場として貸すという話(レンタル料バカ高い)近隣の沼津では記録的大ヒットなのに、なぜ上映を決意しなかったのか? 

 なぜ、半年も返事を保留したのか ? 近所に山岡原発(?)があるからか? いずれにしても不信感を持ってしまう対応の連続だった。

 上映拒否の理由は言わず。社内会議の結果とのこと。しかし、半年以上も前に依頼したのに、なぜ今頃まで社内会議の結論が出なかったのか?

 いろいろ想像してしまう。

 それも拒否回答をして来たのが、浜岡原発再稼働申請があった直後。

 嫌でも関連づけてしまう。

 「朝日のあたる家」は静岡県を舞台にした映画であるにも関わらず。上映したのは沼津だけ。
あとの映画館は全て上映拒否。

 回答がなかった最後の1館が静岡市の映画館だったが、結局、拒否。

 そこに静岡の現実が見え隠れする。誰が見ても背景は分かるはず。悲しい。

 




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「朝日のあたる家ー上映します!」という北海道の映画館。ところが...(下) [上映拒否]

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2014年2月

 その町で、京大の小出先生の講演会が決まり

 1000人ほどが集まるという

 先の婦人団体はそこでチラシを配れば、映画館にもお客さんが来てくれる

 私たちも応援します!

 と連絡をくれた。これは大きなチャンスだ。

 と、映画館に連絡したが

 館主は公開日を決めようとしない。

 小出先生の講演会で宣伝はできなかった。

 結局、3ヶ月が経ち。

 そのあとも、町の方から「ぜひ**でも上映を」との声が

 数多く来ていたので、その劇場に連絡。

 「もう、そろそろ公開日を決めてほしい」と頼んだ。ら、

 「上映は止めます」

 何だそれは! 

 やる気がないなら、団体のイベント上映を止めてくれなんて言って来るなよ?

 そこまでさせるなら、上映するのが筋。

 イベントを止め、自分の映画館でも上映しない。3ヶ月も待たせて断る。

 小出先生の講演会で宣伝するという大きなチャンスも失い、

 もう邪魔しているのと同じ。

 これなら最初から上映拒否してくれる方マシ。

 先の婦人団体も愛想を着かしていた。

 自分たちがイベント上映を中止したのも、映画館で上映できると聞いたから

 「それなら早く断ってくれれば、別の映画館を監督にも紹介できたのに...」

 そういっていた。

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 映画館に詳しい友人に訊くとこういう。

 「たぶん、その劇場は東京でヒットするかどうか?

 見極めてから決めようとしたんだろう。

 ただ、早く手を上げないと他の劇場に取られる。

 といって、東京公開の結果を見ないと心配。

 ヒットしない映画を上映したくない。

 だから、そんな汚い手法を使ったのさ。

 結果、東京公開前に決断せねばならなくなり

 断って来たのだけど、要は

 この映画を多くの人に見てもらいたい!

 そんな思いはなかったのさ。HPにはそう書いてあるけど

 儲かるかどうか?が心配だったということさ!」
 
 本当の理由は分からない

 が、そのために、その町は未だ上映館が決まっていない。

 残念で仕方ない。





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「朝日の当たる家ー上映します!」という北海道の映画館。ところが...(上) [上映拒否]

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2014年2月

 「朝日のあたる家」

 北海道のある町で映画館選定。

 いろいろ探して、思いのあるところ

 原発事故が題材の映画でも上映してくれそうな館

 配給会社が見つけてくれてアプローチ。

 即「上映したい!」といってくれた。

 HPを見ると、小さいが素敵な劇場で

 「素敵な映画を多くの人に見てもらうために開館した」

 と書かれている。

 その町に住む友人に訊いても、あそこはいい劇場だと褒める。

 よし、ここにお願いしよう。少し遠い町だが公開初日は駆けつけよう!

 劇場側は「スケジュール調整をしたい」というので待っていた

 が、1ヶ月経っても連絡がない

 あるとき、劇場側から電話。

 「地元の婦人団体が『朝日のあたる家』をイベント上映したいが、

 そちらの劇場として問題はないですか?と言われて困っている」

 とのこと。

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 確かに、劇場公開前にイベント上映されると、見たい客はそちらに行ってしまう。

 だったら「うちで上映するので困ります」と言えばいいのに

 その婦人団体には映画館によく来る常連さんがいて。

 きびしいことをいいたくないので「どうぞ」といってしまったという。

 でも、イベント上映をされたら困るので、そちらから断ってほしいと連絡してきたのだ。

 何とも勝手な言い分だが、イベント上映を年内に承諾するつもりはなかった。

 ただ、その団体が分からない。映画館も

 顔見知りだが連絡は先は知らないという。

 で、僕がその町の団体に連絡してまわり、そのグループを突き止めてお願いした。

 リーダーはとても思いのある人で「多くの人に『朝日』を早く見てほしいので

 イベントを企画したが、その映画館がやるのなら、うちは中止しますよ」

 と快く応じてくれた。

 なのに、その映画館はそれから1ヶ月経っても上映日を決めようとせず

 配給会社が電話しても、のらりくらりと意味不明の言い訳を続けた.....。

 (つづく)


 



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朝日のあたる家ー静岡市映画館の上映拒否で感じたこと [上映拒否]

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 静岡県は世界で最も危険と言われる浜岡原発を抱える県だ。

 そこが事故になれば、静岡のみならず、風が死の灰を東京まで運ぶ。東海道新幹線と東名高速がストップ。流通が止まり日本の経済まで大打撃を受ける。静岡だけでは済まない事態となる。

 なのに、その静岡県、静岡市の映画館。どこも「朝日のあたる家」を上映してくれない。

 上映拒否の映画館もある。

 それら上映を拒否した映画館は、浜岡原発が事故になる恐怖より。

 原発を所有する会社に対する怖れの方が大きいかったということ。

 再稼働申請をしたばかりだし、原発事故を描いた映画を上映することで、

 その関係から何かを言われないか? 

 圧力がかかるのではないか? という恐怖が大きかったようだ。

 なぜ、静岡が第二の福島になるかも?

 と想像できないのか? 

 本当に恐ろしいのは会社よりそちらなのだ。

 今、するべきは浜岡がもし事故を起こしたら・・・ということを考えることではないか? 

 静岡市の映画館はその機会を潰したともいえる。

 泊原発のある北海道と、

 同じ浜岡原発の影響圏内にある山梨の映画館

 そして上映拒否の映画館の近隣、沼津市の映画館では

 「朝日のあたる家」堂々と公開されヒットした!

 =>http://www.asahinoataruie.jp/theater.html


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朝日のあたる家ー上映拒否の映画館。それを笑えない人たち [上映拒否]

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 静岡市の映画館が上映拒否。

 と書いたらと、”圧力がかかったんだ!”という人がいた。毎回、そう言う人がいるが、それは間違いである。

 小さな映画館に推進派がイチイチ圧力をかけたりはしない。例えば電話して”あの映画は上映しないでくれ!”なんていうと、それは営業妨害、或いは脅迫になる。圧力を掛けるのもなかなか大変なのだ。まして、地方の映画館にそんな手間はかけない。

 映画館が上映拒否するのは圧力ではなく、自粛。誰かに何かを言われたら嫌だな。クレームが来たらどうしよう? と、どこの誰か分からぬ存在に怯えて、とりあえず上映は止めようと、結論づけているだけ。”朝日”を上映してくれた全国25館で何か問題が起こったところは1館もない。

 だが、そんな映画館を批判することはできない。

 一般の人でも、同じ。例えばあなたは町中で原発の話をするのを控えることはないか? 小声で話したりはしないか? 

 初対面の人と話すとき、いきなり原発の話はしないのではないか? デモに行く人をどこか偏見を持って見てはいないか? 原発問題には触れないようにする。考えないようにしてはいないか?

 それらは全て上映拒否の映画館と同じ発想。圧力もかかっていないのに、自ら自粛して、原発問題から距離を置いているのだ。推進派が圧力をかけなくても、そんなふうにして一般の人が自粛して沈黙してくれるので、再稼働も、原発推進もどんどん進んでいるのである。

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