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精神病は叫んだり暴れたりする病気とは限らない。では、どんな症状なのか?  [双極性障害]

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精神病は叫んだり暴れたりする病気ではない。では、どんな症状なのか? 

俳優は華やかな存在に思えても、物凄いストレスの中で仕事をしている。何度か書いたように、そのために酒に溺れたり、クスリに走ったりする人もいる。或いは精神病を発症して、おかしくなる人もいる。と言っても気が変になり暴れるということではない。その辺、精神病はまだまだ一般に理解されていないので、覚醒剤中毒で暴れるのと精神病の違いが区別できない人が多い。

僕の知る俳優でも、発病した人がいる。昔から繊細で我慢強い子だったが、数年後に再会した時、その種の特有な言動や行動を取るようになっていた。というと、こんなことを言う人がいた。

「死ね。死ね。死ね。死ね。と日記に毎日綴っていたりするの?」

「殺してやる〜って、叫んでまわるとか?」

そんな患者もいるが、それは極々一部に過ぎす。多くの患者は普通の日常生活を送っている。よほどでないと気づかないことが多い。

ただ、その人の行動や発言を長い目で観察していると、あれ?ということがある。いろんなトラブルを起こす。関係者が変だと思い、病院に連れて行ったら精神病と診断されたりということが多い。本人も気づかず、周りも「少し変わっているから」と気づかないことの方が多いのだ。

しかし、そんな患者が会社や近所にいると、いろいろとトラブルが起こりやすい。例えばある小さな会社の社長。ある種の精神病を患っている。が、本人も周りも気づいていない。そんな社長がこんなことを言う。

「おい、前々から頼んでいたあの仕事。どうなったかな?」

「社長、そんな話聞いてないですよー」

と社員たちは思う。「何度も、しっかりと伝えたはずだ!」と言いはるが誰も知らない。しかし、嘘を言っているようには思えない。社員たちは時間のない中、必死でその仕事をやる。或いは逆に、みんなの前で明言したことを

「言ってない。いうはずがない!」

と主張する。言われて必死で間に合わせた作業が無駄になる。或いは、会議で決めたことを急に撤回。別のプロジェクトを始めるといい出す。これまでの費用も根回しも無駄になると、社員たちは反対すると

「決め事を破るのではない。これは新しい判断だ。従ってもらいたい!」

だったら会議した意味ないだろう? 皆、馬鹿らしくなり、やる気をなくす。彼らがやった仕事が完全に無駄になることがある。が、社長から労いも謝罪もない。まるで物のように扱われる。でも、社長なので逆らえない。そんなことが続き、社員たちは

「嫌な野郎だ!」「嘘ばかり言いやがって!」「人を何だと思ってんだ。付いていけないな!」


と不満を漏らし、やがて辞めていく。実はその社長は双極性障害だった。自分が言ったことを言わないと言い。言わないことを言ったといい張る。他人の気持ちを平気で踏みにじる。皆で決めたことを覆す。約束を守らない。一見、人としてどうなのか?ということばかりだが、それが症状なのである。そして何より本人は嘘をついている自覚はない。

が、患者はある種の妄想を持ち、自分は何でも出来る!という万能感を感じてしまう。また本人は嘘を言っている自覚がない。だから、堂々と物怖じせずにいう。なので周りも嘘とは思わず、それに振り回されてしまう。

誰も社長が病気とは考えない。「嫌な奴」「冷酷な奴」という風に捉える。そして社員の中に精神病に詳しい人がいても、多くがこう答える。

「精神病って叫んだり暴れたりする奴だよ。あの社長は単なる嫌な奴だね!」

となることが多い。そして皆で陰口を言う。だから、何も解決しない。その社長も悪意があるわけではなく、症状がトラブルを起こしている。結局、精神病に対する理解のなさがトラブルを広げてしまう。患者には悪意がないが、それに振り回される部下は堪らない。

でも、誰も病気に気づかず、トラブルが続く。その上司の症状が悪化して、誰もが病気と分かるとようになるか? 社員全員が辞めて会社が立ち行かなくならない限り、その悪循環は続くのだ。その会社は今も、毎年何人もの社員が辞め、新人が入社。2年ほどで全員が入れ替わりながら営業を続けている。


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