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脚本家は嫌われれモノの人生や背景を知ってこそシナリオが書ける=けど、国民は嫌いな人のことを知ろうとしないのは? [my opinion]

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脚本家は嫌われれモノの人生や背景を知ってこそシナリオが書ける=けど、国民は嫌いな人のことを知ろうとしないのは?

僕は脚本家の仕事もする。自分の監督作は全て僕のオリジナル脚本。原作ものはない。だから、シナリオの題材を常に探して小説ではないものをよく読む。題材だけでなく登場人物の造形のためにも、いろんな人を研究する。偉人伝のようなものよりも、問題ある人、嫌われている人、とんでもない人が勉強になる。

なぜ、あんな風になってしまったのか? さほど賢くもないのに、なぜトップまで上り詰めたのか? どこで一線を超えて危険人物になったのか? なぜ、あそこまで汚い手を使うのか? なぜ、平気で嘘をつけるのか? 等々。いろんな疑問がある。だから、その人の背景が知りたい。

僕は仕事なので嫌われ者の背景を知りたいと思う。が、その人物を嫌いな人は「あんな奴のことなんて知りたくねえよ!」と言いがち。話をしても「気分悪いから聞きたくない」と言われる。イスラム国の記事を書いた時も同様。「そんな記事アップしないでください!」というコメントまで来た。嫌ならスルーすればいいのに、抗議してくる。どう返事しようと考えていると、「友達」から削除された。

「許せない」「酷い」だから記事も読みたくない。知りたくもない。記事を書くと「書くな」という。あるいは「私は賛同できません」とコメントが来る。賛同も何も「イスラム国」の疑問点を解説しているだけ。つまり、触れるだけで、記事にするだけで許せないと感じる。なぜか?

「激しい憎しみに支配されているから...」

自分が被害に遭ったのなら分かる。友人が巻き込まれたのなら理解できる。が、マスコミ報道を鵜呑みにして「許せない!」という憎しみを抱く。冷静さを失う。感情的になる。そして、その人の背景は何も知らないのに憎む。それって戦時中、アメリカ人を知らないのに「米英鬼畜」と言っていた時代と同じではないか? アメリカは

「リメンバー・パールハーバー。不意打ちをする汚いジャップをブチ殺せ!」

と国が宣伝。日本人に会ったこともない多くの若者が軍に志願した。戦争は憎しみを利用して、金持ちが儲ける。情報コントロールされた国民が大勢死ぬ。

考えてみよう。凶悪な犯行があればマスコミは徹底して犯人の背景、生い立ちを報道。多くが興味を持って見る。そのことで同じ悲劇を繰り返さないようにする。なぜ、それを政治家に対して敵国に対してはしないのか?「嫌いだ!」「許せない!」を連呼するばかり。嫌いな相手と戦うのなら敵を知ることも大事。

なのになぜ? それは憎しみを利用している人たちが、背後にいるから。そして人々が憎しみで冷静さを失っているから。そんなことを感じながら、嫌われ者の本を読む。


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