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新作「ドキュメンタリー沖縄戦」教科書には載っていない住民の苦しみ。絶望。失望。落胆。慟哭を伝える作品。 [沖縄戦]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」完成披露試写会@沖縄を準備中!

今回はタイトル通りにドラマではなくドキュメンタリーだ。太平洋戦争における沖縄戦。国内で唯一の地上戦が行われた。その沖縄戦を米軍上陸時から、戦闘終了までを追った作品。

当時を知る地元体験者の方々。

15人以上。研究者、学者は十数人にインタビュー。沖縄戦とはどんなものであったかを明らかにしていく。当時、米軍が記録したフィルムをふんだんに使用。また、戦闘が行われた場所は現在どうなっているか?証言、記録映像、現在の沖縄を交えて描いていく。

この作品にかかる前にいろんな沖縄戦ドキュメンタリーを見たが、どれも問題があった。NHKの特集番組をDVD化したものは、教科書的な上部をなぞるだけのものが多く、悲しみが伝わって来ない。また、現地で作られたものは、いろんなことを取り込み過ぎて情報量が多過ぎて分からなくなるものもあった。そしてほとんどに言えるのは軍隊の目線で戦争を描いているということ。

それでは住民の悲しみが伝わって来ない。

戦争の悲惨さが分からない。劇映画「朝日のあたる家」の時もそうだったが、多くの原発事故関連のドキュメンタリーや報道は「福島の今」を伝えてはいるが、見ていて「へー、大変だったんだなあ」という他人事に思えてしまう。悲しいというより同情が先に立つものが多かった。そこで「朝日」は観客自身が「悲しみ」を共有できることをテーマに作った。

今回はドキュメンタリーだが、同じく観客が沖縄戦を体験できるというテーマで製作。幸いスポンサーからの依頼も「弱者の視点を大切したものに」とのこと。目的が一致。沖縄の多くの方々の協力を得て、3年に渡り取材をした。いくつもの自治体、多くの戦争資料館、団体、戦争体験者の方々と、沖縄を上げての応援を頂いた。

何より80〜90代の当時を知るお年寄りの言葉を生で聞くことができた。書籍で読む。ドラマで見る。それらでは絶対に感じられないリアリティある証言を収録。また、テレビでは放送できない米軍映像。これまでに紹介されていない記録フィルムも入手。作品内で紹介している。

「怒り」「悲しみ」「憤り」

歴史の教科書が伝えない住民の苦しみ。そして絶望。失望。落胆。それらを描いてこそ「戦争」というものが見えてくる。多くの方の協力で、これまでにない「沖縄戦」ドキュメンタリーの決定版と言えるものが完成した。

まずは応援して頂いた方々を中心に、沖縄に住む方々に向けてスポンサーが完成披露試写会を予定。秋に向けて進めている。実は今年3月に完成しているのだが、なかなか前に進めずにいた。ここに来てようやく具体化。それこそデニー玉木知事もご招待して、まず沖縄の皆さんに感謝を込めて、秋にお披露目したい。日時、場所等は決まり次第に発表させて頂く。

「沖縄戦」監督日記を連載中=>https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp

特報=> https://youtu.be/Wv5MK0fRauI


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なぜ、閣僚も官僚もあの人を止めないのか? 官邸内はどうなっているのか?=望月衣塑子さんの本から探る! [読書]

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なぜ、閣僚も官僚もあの人を止めないのか? 官邸内はどうなっているのか?
=望月衣塑子さんの本から探る!

前々からの疑問だが、現在の政権はどのような状態なのだろう? 戦争法案。日本が再び戦争をできる国にする法案を強行採決してしまう背景とはどんなものなのか? もちろん、賛成しないと阻害される。党を追い出される。賛成せねば!という強迫観念はあるだろう。

しかし、最初の時点で総理がそれを言い出した時。武器商人であれば賛同するだろうが、まともな人なら自分の子供が戦争に行かされるかもしれない不安が過ぎるはず。その時は立場を利用して免除にできると考えるのか? 我が子だけではない。息子の同級生。娘の友達が戦場に行き若い命を散らすことを想像しないのか?

総理が言い出したからと、

彼1人では何もできない。様々な人の力や根回し、裏付けの資料、憲法解釈と、優秀なブレーンが動かなければ法案として提出すること自体が難しい。その時点で潰すことも可能。それがなぜ、多くが協力し、提出され、可決されるまで行くのだろう? 周りは嫌々、やっているのか? 

あの総理は決して優秀ではない。漢字も読めない。歴史も知らない。表現力もない。子供のように駄々をこねる。大学もそこそこ。大した人には思えない。官僚たちがコントロールして抑え込むことが可能ではないか? いや、田中角栄のように学歴はなくても優秀な政治家がいる。あの人もそちらのタイプ? んーそうは思えない。

「モーニングショー」のコメンテーターでお馴染み

青木理さんが彼の祖父、父、本人の三代を描いた本を出している。先代、先先代に遡って一族の生き様を追跡した。結論から言うと、祖父(岸信介でない方)も、父も非常に優秀で思いのある人で、彼のように冷酷な差別主義者ではない。そして本人は高校、大学、社会人生活を通じて、いつも中位の成績。目立たない地味の存在だったと多くが証言している。

目立ちたがり屋で人の上に立つのが好きなタイプでもなかった。控え目で、おとなしい性格。伝説や武勇伝というものがない。そこからしてもやり手政治家の田中角栄のようなタイプではない。著者もそこで首を捻る。僕自身もヒットラーのようなところがあり、おじいちゃんの仇を討つためにもう一度!戦争!という人かと思ったが、青年時代がそれに繋がらないのだ。

東大出の官僚たちが抑えきれない訳がないのに、

今や独裁者。誰も逆らえるものがいない。暴挙を続け、日本を没落に突き進めている。政権内はどうなっているのか? そこで同じく総理を大研究している本。それも官邸の記者会見でいつも官房長官と対決している東京新聞記者・望月衣塑子さんの本の存在を知った。

彼の過去の部分は総じて青木さんの本と同じ。ただ、望月さんの方が厳しく批判している。強い憤りを感じる。果たしてあの人はなぜ、暴走し、なぜ周りはそれを止められないのか? その謎を解き明かしたい。





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沖縄のファミマにしかないおにぎり。 「ドキュメンタリー沖縄戦」取材時。 朝はいつもこれ。 [沖縄戦]

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沖縄のファミマにしかないおにぎり。

「ドキュメンタリー沖縄戦」取材時。

朝はいつもこれ。

一個食べれば昼までオーケーだった。

沖縄での試写会は秋。

「沖縄戦」監督日記を連載中=>https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp

特報=> https://youtu.be/Wv5MK0fRauI


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>映画の撮影チームは監督の名前をとって「**組」という風に呼ばれる。が、スタッフはどんな指示でも聞く訳ではない [映画業界物語]

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映画の撮影チームは監督の名前をとって「**組」という風に呼ばれる。が、スタッフはどんな指示でも聞く訳ではない

黒澤組、大林組、木下組。それぞれに黒澤明監督、大林宣彦監督、木下恵介監督のチームのことを言う。山口という監督なら「山口組」と呼ばれる? 友人で山口という監督がいるが、スタッフが打ち上げの予約を居酒屋に入れた時「山口組です」と言って驚かれたという笑い話もある。

僕の場合は「太田組」ヤクザみたいだが、スタッフは「来週から太田組の撮影でさあ」と言い方をする。ただ、組だからと監督を「組長」とは呼ばない。監督は監督と呼ばれる。組はメンバーの入れ替えをしながら、次第にスタッフやキャストが固定されて来る。気の合う腕のいい。監督の好みを理解する人たちが常連になる。いい作品を作るにはそれが大切。

僕も同じように、次第にメンバーが固定化された。今は理解ある人たちが支えてくれている。彼ら彼女らがいるので、低予算でも、多くの人を感動させる作品ができる。

しかし、最初の頃は大変だった。僕のやり方は低予算のくせにハリウッドスタイル。デジタルが普及した今、それは可能なのにベテランたちは理解せず、文句ばかり言っていた。邪魔するばかり。価値観が違う。方法論が違うだけで、あれこれ批判。昔ながらの古いやり方を要求して来た。

意味のない慣習に縛られる人も多い。今では、型破りの太田組式を誰もが理解してくれているが、やはり結果を出し、いいものを作ったことで認められたと言うこと。いきなり理解はされない。なので監督たちはいろんな形でスタッフをまとめようとする。武闘派の監督は勢いや迫力でビビらせる? ビジネスライクに仕事の指示しかしない監督。いろんなタイプがいる。

映画界だけではない。会社でも同じ。部下だからと上司の指示を素直に聞くとは限らない。手抜きの仕事をする奴もいる。そんなことを考えていて、官邸のあの人はどうなのだろう?と考えた。政権のトップには誰もが従うのか? でも、鳩山由紀夫首相は「最低でも県外」と言ったのに官僚は従わず、嘘の書類まで作って邪魔をした。今の首相の場合は「戦争ができる国」を目指しているのだから逆に心ある者は従わないはず。

それがなぜか?独裁国家のように、ありえない法案が次々に強行採決。映画の世界でも黒澤、木下、市川、大林のような巨匠の指示なら絶対だが、カリスマ性のない監督が無茶な指示を出しても通らない。現総理はそちらに近いと思えるし、周りから尊敬されるタイプではないだろう。

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ヒットラーだって、実はかなり優秀な人で、ドイツの経済復興に成功している。が、こちらの方は不況を続けるばかり。外交もことごとく失敗。世界で金をバラまくだけ。なのになぜ? 独裁を完成させることができたのか? 前々から疑問に思えている。今、読んでいる東京新聞の望月さんの本に何か手がかりがあるかもしれない。



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俳優だって「考える力」が大切=名優というとは考え続ける人のこと? [映画業界物語]

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俳優だって「考える力」が大切=名優というとは考え続ける人のこと?

考える力の話を続けて書いていて、俳優も同じであることを思い出す。俳優でシナリオをもらうと「今回はどんな風に演じようかなあ〜」という人がいるが、その一言でダメな役者....と思えてしまう。どう演じるか?ではない。シナリオを読めばどう演じなければならないか?が分かるからだ。

例えばセリフが関西弁。

舞台は静岡県。仕事は自動車修理。家族は4人。年齢は40代。それだけ分かれば、ある程度の方向性が見える。関西出身で静岡の自動車工場に就職。そこで結婚した。セリフから不器用なのか?寡黙なのか?おしゃべりなのか?色々分かる。つまり、どういう人物であるか?を俳優は推理して行かなねならない。

まさに考える力が必要な仕事。

その役のプロフィールをもらえる訳ではない。役者によっては自らそれを作る。シナリオには書かれていないが、プラモ作りが趣味とか、ジャズが好きとか、でも、それが本筋に影響するものではいけない。佐藤浩市さんは「空母いぶき」で総理を演じるに当たって、プレッシャーに弱くすぐ下痢するというアイディアを自身で付け加えた。そのことで人間臭さが出た。

そんな風に俳優というのは与えられたセリフを覚えて、カメラの前で話すだけでなく、その役がどんな人生を送り、どんな思い出があり、何を信条に生きているか?シナリオに書かれてない部分を考えて、生身の人間を作り上げる作業をしている。その上で、声のトーンは? 話し方は? 癖は? 姿勢は? そんなことも考える。

撮影前の衣装合わせ。

衣裳部さんもシナリオを読み、この役ならこんな感じの服。この時代ならこれが流行り。とあれこれ考えて、2−3点の衣装を用意してくれる。俳優を呼び、実際に着てもらう。最終的には監督が決めるのだが、僕はなるべく俳優さんがいいと思うものにする。本人もまたあれこれ考えて来るので、そのイメージに相応しい衣装にしたいのだ。

そして現場で俳優は「この場面は親子の対峙。娘に対してどういう言い方をするか? どんな表情でいるか?」物凄く考えた上で本番に挑む。もちろん、撮影までの間、そのことを考え続ける。その上でロケ地に入り、この場所なら考えてきた通りでいい。いや、この場所なら言い方が変わるはずだ。と修正をする。役者もまた「考える力」が大切な仕事。名優とは考え続ける人のことなのだ。


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映画「朝日のあたる家」=原発事故に巻き込まれた家族 @宅配ゲオでレンタル中! [2019]

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「朝日のあたる家」宅配ゲオでレンタル中!

山本太郎さんが出演。2013年に公開。

映画界でタブーと言われた原発事故を題材にした映画。

全国23館で公開し大ヒット。世界6カ国で上映。

現在は宅配ゲオでDVDをレンタルすることができます。

ぜひ!





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ドラマ「沈まぬ太陽」第6話7話見る。他人事でない怒りが沸き起こる [映画感想]

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ドラマ「沈まぬ太陽」第6話7話見る。他人事でない怒りが沸き起こる。

15年ほど前に原作を読もうと思ったのは、1本の映画製作が終わった頃だった。その本が「沈まぬ太陽」。ただ、今、読むべきではないと思えた。僕が終えたばかり映画製作体験と物語がダブりそうで、耐えられないかもしれない。と思えたのだ。

その映画を作った製作会社は作品に対する愛が一切なかった。経費を削減していかに自分たちの利益を出そうか?しか考えていない。僕が企画、製作費も集めた作品。それを会社側は誤魔化し、すり替え、脅し、威圧、嘘、ありとあらゆる手を使い、作品を曲げようとした。金を握り、権力を持つ会社側と戦うのは簡単ではない。卑劣なやり方の連続に何度も社長を殴り倒そうと思った。

しかし、そんなことをすれば法律を盾に取り、僕を外して社長たちが思う古臭い作品を変えてしまう。そんなことはさせられない。皮肉、中傷、人格否定。「才能ないな」「お前は映画監督じゃない、評論家だ」「こんな映画は誰も観ない」「全てが最低だ」毎日のように言われた。監督料も、脚本料もゼロにされた。さらに作品をねじ曲げようとする。ここで怒ってはいけない。

悔しくても手を出してはいけない。大事なのは観客が喜ぶ映画を作ること。感動し涙が溢れる作品もすること。会社の指示に従っていてはダメだ。妥協せず、納得できないことには反対。思いを曲げない。嫌がらせが加速した。が、8割以上を望む形で仕上げた。社長が吐き捨てるようにいった「途中で席を立ち全員が出て行く最低の作品だな」しかし、映画館では多くの観客が涙を流し、最後は拍手。初日は満員御礼。上映延長になった。その後は心ない会社を排除。観客が喜んでくれる作品を作れる環境を作った。

そんな経験があったので今、観ているドラマ「沈まぬ太陽」の主人公・恩地元(上川隆也)が人ごととは思えない。会社に従わないことで報復人事、僻地に飛ばされた。嫌がらせ、圧力、酷い仕打ちが続く。他人事とは思えない怒りが沸き起こる。舞台は航空会社。日航がモデルだ。安全性より利益優先。人命を預かる仕事なのに、社員に長時間労働と人員不足を押し付ける。労働組合を潰しにかかる。事故が起きれば責任回避と隠蔽。

しかし、どんな仕打ちを受けても屈しない恩地元。寝返る親友(渡部篤郎)そして妻からも「このままでは家庭が崩壊する」と詰め寄られる。自分の思いを通すことで家族が傷つき、仲間を追い込んで行く。人はどう生きればいいのか? 体制に降参し、うまく立ち回るべきなのか? あれこれ考えてしまう。山崎豊子の物語はいつも重い。(Netflixで配信中)


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「僕ににもできた国会議員」山本太郎著。読み終わる。=中身濃いのにとても読み辛い構成が残念。 [れいわ新選組応援]

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「僕ににもできた国会議員」山本太郎著。読み終わる。=中身濃いのにとても読み辛い構成が残念。

とても残念な出来。中身は濃い。とても興味深い。なのに構成が変で、とても読みづらい。通常、インタビュアーは三人称で、黒子に徹して質問する。それが1人称で前面に登場。あれこれ自身のことまで語る。それに対応して太郎さんがまた1人称で語る。とても読みにくい。よく読むと2人の文字サイズを変えており、【 】の印で区別しているのだが、どこから太郎さんなのか分からず何度も戸惑った。

本来、インタビュアーはあれこれ意見を言わず、相手から言葉を引き出すために黒子に徹するのだが、「私もそこにいた」とか自身をアピール。感想や印象をバンバン綴る。なのに、そのライターが何者で、どんな人なのか?という説明がない。読者は「山本太郎の本だ」と思い読んでいるし、タイトルからすると太郎1人称で書かれていると考える。そこに説明なしに登場されても混乱するばかり。このインタビュアーは誰だ?

と最後にある紹介文を読むと、太郎さんが初めて立候補した頃から応援しているフリーライターだと分かる。名前も聞いた頃がある。が、表紙には「取材、構成」とあり、対談ではないし、彼女がメインの著書でもない。なのに、かなり前に出てあれこれ主張するので、読みづらい。そして多分、面と向かってのインタビューはしていない。多忙な太郎さんが時間のあるときに答えたものを文字起こしして、インタビュー風に仕上げたもの。なので、インタビュー独特の盛り上がりが感じられない。それぞれがコミュニケーションしていないのだ。

以前に黒澤明監督にロング・インタビューした本があった。表紙には「インタビュー ****」と中堅の監督の名前が表示されている。映画に詳しいプロの映画監督が質問することで、専門的な話を聞き出すのだと思えた。が、これも読みづらい本だった。その中堅監督はインタビューではなく、対談のつもりで話をする。バンバン意見を言うのだが「あなたの意見、聞きたいのではないんだけど?」という感じ。「黒澤さんの話を聞かせてよ」と読んでてイライラ。

ま、往々にして監督という人は僕を含めて思い上がったタイプが多いのだが、巨匠・黒澤にインタビュアーが「あの場面。僕ならこうしますよ」とか発言。「お前誰や?」という感じ。ただ、黒澤に「君は全然分かってないね!」と言われて黙り込んだり。本人的には巨匠にツッコミを入れて「どうだ。俺のアイディアは凄いだろう」と認めさせようとしたのだろう。だが、そんなことを読者は期待していない。少しでも黒澤の言葉や考えを聞きたいのだ。

それに近いものを今回の本からも感じた。また、太郎さんと親しくても、彼女が年下。それを文中では「太郎」と呼び捨て、1人称で書くのであれば、その呼称はおかしい。三人称のインタビュアーであれば許されるが、それなら自分の話や思いを延々と綴るべきではない。それがインタビューというもの。

後半。そのライターが登場せず。太郎さんと別の人との対談パートになると急激に読みやすくなる。太郎さんを熱く応援しようとするのは分かる。が、本人が前に出過ぎ。僕もインタビューの仕事をしていたし、最近はインタビューを受ける立場でもあるので、余計にそのことが気になるのかもしれないが、せっかく、濃い内容があるのに、とても読みづらかった。残念な印象。



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INTRODUCTION "House of the Rising Sun" [English]

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INTRODUCTION "House of the Rising Sun"

After directing "Strawberry Fields" and "Shodo Girls: Blue Blue Sky," Director Takafumi Ota has a reputation for his ability to portray youth by ensemble cast. The subject he has chosen for his third film for theatrical release is nuclear plant problems, which are considered taboo in the media industry.
The movie, "The House of Rising Sun," portrays the tragedy that suddenly hits a town with beautiful nature brought by a nuclear plant accident and a family who get caught by the accident.

You can't make a movie without money. People expected this movie to have difficulties in getting the production money, but the movie was completed in about one and a half years after its launch thanks to the passionate support by citizens of Kosai in Shizuoka Prefecture, where the movie was shot.

What Director Ota portrays is always full of "continuous feelings." You can tell that by the fact that the audience who watched his previous films got moved and have kept his films as something important in their hearts.
While dealing with a difficult subject, a nuclear plant accident, he highlights the family, using Kosai with beautiful nature as its setting. The movie shows well that the bond between family members and the bond that is connected to the next generation are most important.

This movie was well-received at Japan Film Festival Los Angeles 2013 in May 2013 because it's full of thoughts and reached the hearts of people across a language barrier.

The movie that we truly need was born in full coordination with precise direction, effective music, documentary-like-performances by actors, crew members who supported them, and the support by citizen of Kosai.


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「とんねるずが消えた理由」と言う記事を読んだ=年齢に合った芸風、歳を取ると言うこと? [映画業界物語]

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「とんねるずが消えた理由」と言う記事を読んだ=年齢に合った芸風、歳を取ると言うこと?

お笑いは好きで、1980年のMANZAIブームから芸人さんを注目していた。あの頃、イチ押しだったのはツービートでなはなく、紳助竜介だった。少し前だと「そんなの関係ない」の小島よしお。ギター侍も好き。ただ、とんねるずには昔から関心が持てなかった。

彼らの人気が出た「夕やけニャンニャン」「オールナイトフジ」が放送された時期に日本にいなかったこともあるだろう。何が面白いのか?分からない。1980年代後半にブレイク。90年代、2000年代、とテレビで冠番組を持ち続けた。凄いことだ。それが最近、気づくとテレビに出ていない。ま、テレビ見ないし、彼らの番組も見ていなかったからだが、CM等でも見ない。ある記事にその背景が書かれていた。

「とんねるずは従来の芸人のように芸がある訳ではない。でも、大学の運動部。そこの面白い先輩。コンパや宴会を盛り上げてくれるタイプ。そんな親しみやすさが受けた」

なるほどそれなら分かる。では、なぜ、テレビから消えたか? 人気がなくなったのか? 記事にはこう書かれていた。

「とんねるずはこれまで公開番組で観客に絡んだり(オールナイトフジでは生放送でテレビカメラを壊したことがある)ベテラン芸人に食ってかかったりと普通やらないことをした。それを若い人たちはいいぞ〜と声援を送った。そんな型破りなところが人気につながる。

でも、彼らも50代になり大御所タレント。それが若い芸人に絡んだりしていると、イジメに見てしまう。声援を送れなくなった。彼らの型破りが許されたのは若さゆえであり、今の年齢では単なる非常識に見えてしまうのだ」

これは納得。すでに引退したが島田紳助が昔、同じようなことを言っていた。

「20代の頃は紳助アホやな〜で笑いを取れた。けど、30代になり、40代になって、アホなだけではアカン。タレントも芸人も、その歳なりのものを要求される。漫才ブームはすぐに終わった。司会業をする。アホなだけでは司会はできへん。寛平さん。もう50や。でも、未だに若い頃と同じことしてる。アカンで〜」

と言うようなインタビューを昔、読んだ。その後、紳助さんは報道番組のキャスターを務める。政治経済のクイズ番組を企画。スーツ姿。もう、ツナギを着てリーゼントで暴走族漫才はしなかった。その彼の指摘がまさに、とんねるずに当てはまる。

映画の世界も同じだろう。俳優も、脚本家も、監督も。特に監督業はそれが言える。若い間は鋭い感性で若い世代に支持される。が、40、50代になると、さらなる若手が現れて単なるオヤジになってしまう。感性では敵わない。それで消えて行った先輩たちも多い。

僕もあと数年で60代。えーーまじかよ?と言う感じだ。あれこれ自分を見つめ直してしまう。


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